「毎日自発的に勉強する子どもに育てたい」と思っている保護者の方は多いでしょう。しかし命令しても効果がない、ほめ方を間違えると逆効果になることもあります。累計2,000名以上の生徒を指導してきた経験から、学習習慣を3週間で定着させるための5ステップをお伝えします。
目次
なぜ「勉強しなさい」が逆効果なのか
「勉強しなさい」と言うたびに、子どもは勉強を「やらされるもの」と認識します。心理学でいう「外発的動機づけ」です。これが強くなると、親が言わないと勉強しない習慣が固定されてしまいます。
3週間で学習習慣を作る5ステップ
Step 1:まず15分から始める(1〜3日目)
最初から長時間勉強させようとしないこと。「15分だけ」を毎日同じ時間・同じ場所で行うことが習慣形成の起点です。人間の脳は繰り返しで習慣を形成します。
Step 2:勉強する時間と場所を固定する(4〜7日目)
「夕食後30分はリビングで勉強」のように時間と場所を固定することで、脳が「この時間になったら勉強する」と覚え込みます。
Step 3:親は「結果」より「プロセス」をほめる(随時)
「100点すごい!」ではなく「毎日続けられてすごいね」というプロセスへの承認が内発的動機づけを育てます。
Step 4:スマホ・ゲームは時間を決めて管理する(1〜2週目)
勉強後のご褒美としてスマホ・ゲームを位置づけることで、勉強を「先にやるべきこと」として認識させます。禁止するより「○時まで」と決める方が効果的です。
Step 5:3週間後に振り返り、目標を少し上げる(3週目)
15分が定着したら20分へ。小さな成功体験の積み重ねが自信と継続の原動力になります。
学習習慣と塾の相乗効果
学習習慣が定着した上で塾の個別指導を受けると、指導の効果が大幅に高まります。「塾に通えばなんとかなる」ではなく、家庭学習の習慣を土台として塾を活用することが成功の鍵です。
藤原進之介(数強塾グループ代表)
東進ハイスクール情報科専任講師。数強塾グループ代表。累計生徒数2,000名超。数学・英語・国語・情報Iのオンライン個別指導を提供。


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