2025年から始まった共通テスト「情報Ⅰ」は、2026年入試でも全国の国公立大学を受験する生徒全員が対象となる重要科目です。「なにをどう勉強すればいいのかわからない」という声が多い情報Ⅰについて、東進ハイスクールで情報科専任講師を務める数強塾グループ代表の藤原進之介が徹底解説します。
目次
共通テスト 情報Ⅰとはどんな試験か
情報Ⅰは2025年から共通テストに新設された科目です。国公立大学を受験するすべての生徒に課される(ほとんどの大学で)ため、理系・文系問わず対策が必要です。試験時間は60分、配点は100点です。
出題4領域と配点目安
| 領域 | 主な内容 | 比率目安 |
|---|---|---|
| 情報社会の問題解決 | 情報モラル・法律・著作権 | 約20% |
| コミュニケーションとメディア | デジタル表現・圧縮・通信 | 約25% |
| コンピュータとプログラミング | アルゴリズム・フローチャート・擬似言語 | 約35% |
| 情報通信ネットワークとデータの活用 | ネットワーク・統計・データ分析 | 約20% |
最も差がつく「プログラミング」の勉強法
情報Ⅰで最も配点が高く、かつ差がつきやすいのがプログラミング領域です。共通テストでは「DNCL(共通テスト擬似言語)」という独自の疑似プログラム言語が使われます。
DNLCLには変数・繰り返し・条件分岐・配列・関数の5つの概念が登場します。これらを実際に手を動かして書けるようになることが最優先です。
プログラミング学習の3ステップ
- DNCL構文を覚える:代入・比較・繰り返し(for/while)・条件分岐(if/else)の4つを完全マスター
- トレース練習:コードを読んで変数の値がどう変化するかを手書きで追う練習を毎日10分
- 問題演習:過去問・予想問題でパターンを習得。「配列の中から最大値を求める」「合計・平均を計算する」などの頻出パターンを身体で覚える
論理回路・2進数は「図を書きながら」理解する
AND・OR・NOT・NAND・NOR・XORの論理回路は、図(回路図)を手書きしながら覚えるのが最速です。2進数・16進数の変換は計算問題として必ず出題されるので、繰り返し演習が必要です。
2026年 情報Ⅰ 対策スケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 6〜8月 | 教科書・参考書で全4領域の基礎を固める。プログラミングのトレース練習を毎日 |
| 9〜10月 | 過去問・予想問題集に着手。弱点領域の集中補強 |
| 11〜12月 | 模試・予想問題で時間配分を確認。知識の総点検 |
| 1月(直前) | 過去問2〜3年分を通し演習。苦手箇所のみ直前チェック |
情報Ⅰ対策におすすめの教材
- 「大学入学共通テスト 情報Ⅰ 予想問題集」(各社):過去問が少ないため、予想問題集を活用
- 情報Ⅰの教科書(使用中のもの):基礎確認は教科書が最もコンパクト
- 数強塾グループ 情報ラボ:東進講師が直接指導するオンライン専門塾
藤原進之介(数強塾グループ代表)
東進ハイスクール情報科専任講師。数強塾グループ代表。累計生徒数2,000名超。
日本数学塾・日本英語塾・英論会・日本国語塾を運営。横浜市石川町。


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