「睡眠を削って勉強時間を確保する」という受験生は多いですが、これは逆効果になる場合があります。脳科学・睡眠科学の観点から、受験生に必要な睡眠の取り方を解説します。
目次
睡眠が記憶定着に果たす役割
睡眠中(特に深い眠り・ノンレム睡眠)に、その日学んだ内容が短期記憶から長期記憶に移動します。これを「記憶の固定化(メモリーコンソリデーション)」と呼びます。睡眠が不十分だと、どれだけ勉強しても記憶が定着しません。
高校生に必要な睡眠時間
米国睡眠財団の推奨では、10〜17歳は8〜10時間が理想とされています。受験生でも最低でも6〜7時間は確保することを推奨します。4〜5時間睡眠を続けると認知機能が著しく低下します。
効率的な睡眠のコツ
- 就寝時刻を固定する:毎日同じ時刻に寝ることで体内時計が安定
- 寝る前の暗記:就寝30分前の学習内容が特に定着しやすい
- スマホは寝室に持ち込まない:ブルーライトがメラトニン分泌を妨げる
- 昼寝は20分以内:長すぎると夜眠れなくなる
「寝ている間も勉強している」という考え方
睡眠は「勉強の休憩」ではなく「勉強の一部」です。睡眠時間を確保することは成績を上げるための必須の投資だと考えてください。数強塾グループでは、学習計画の中に睡眠管理も含めたコーチングを行っています。
藤原 進之介(ふじわら しんのすけ)
数強塾グループ代表。株式会社数強塾 代表取締役。東大・医学部・最難関大に合格する数学・英語・国語の専門指導塾を全国展開。著書累計10万部超。横浜市中区石川町に拠点を置く。

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