「受験勉強を始めたが、計画が崩れて続かない」という相談は多くの受験生から受けます。計画を立てることより、「計画が崩れたとき何をするか」を決めておくことの方が重要です。
この記事では、大学受験の学習計画における失敗パターンと、現実的で継続できるスケジュール管理の方法を解説します。
大学受験の学習計画でよくある失敗パターン
1. 詳細すぎる計画を立てる
「○月○日:英単語50個、数学例題10問、国語現代文2本」という細かすぎる計画は、1日でも崩れると一気にやる気を失います。計画は「週単位・科目単位」のゆるい設定にして、細部は自分でその都度決める方が継続しやすくなります。
2. 好きな科目だけに時間をかける
「英語が得意だから英語ばかり勉強して数学がボロボロ」という生徒は少なくありません。受験は「合計点」で戦います。苦手科目から逃げ続けると、最終的に合格点に届かないリスクが高まります。
3. 計画通りにできないと全部やめてしまう
「今日の計画ができなかったから今週はもういい」という思考パターンは危険です。計画が崩れることを前提に「翌日以降にどう調整するか」を考えることが重要です。
現実的な学習計画の立て方
Step 1:逆算で大まかなゴールを決める
試験日から逆算して「あと何週間あるか」を把握します。試験日の3週間前は「仕上げ期」として過去問演習メインにするための時間を確保してください。
Step 2:週ごとの科目配分を決める
1週間で「各科目に何時間かけるか」を決めます。目安:数学3〜4時間・英語3〜4時間・その他2〜3時間(文系)、数学5〜6時間・理科4〜5時間・英語3〜4時間(理系)。この比率は志望校の配点に合わせて調整してください。
Step 3:「できなかった」ときのリカバリー方法を決める
週の終わりに「今週できなかったこと」を翌週のどこで補うかを決めます。翌週の計画に組み込むことで、積み残しが雪だるま式に増えることを防げます。
過去問の使い方と時期
過去問は「力がついてから解く」のではなく「どんな問題が出るかを早めに把握する」ために使います。高3の7〜8月に一度通し解きをして試験の形式・難易度・時間配分を把握しておくことが重要です。本格的な過去問演習(10年分通し)は10月以降から始めるのが一般的です。
志望校別の受験対策については個別に相談を
学習計画は志望校・現在の学力・使用教材によって大きく変わります。「計画を立てたが自分では続けられない」「何が足りないのかわからない」という場合は、数強塾グループの無料相談を活用してください。現在の状況を整理して、具体的なアドバイスをお伝えします。
※この記事の学校情報・偏差値・進学実績は、各校公式サイトおよび公開情報をもとに、2026年6月時点の情報として整理しています。最新情報は必ず各校公式サイトでご確認ください。
著者:藤原進之介(株式会社数強塾 代表)
東進ハイスクール・東進衛星予備校・代々木ゼミナールなど出講実績あり。数強塾グループ(数強塾オンライン・日本数学塾・日本英語塾・英論会・論塾・情報ラボ)代表。累計3,500名以上の中高一貫校生を指導。横浜市石川町を拠点にオンライン全国対応。
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