開成中学校・高等学校は、東大合格者数で長年日本一を誇る最難関の男子中高一貫校です。「開成を目指したい」「開成の算数対策はどうすればよいか」という相談を多く受けてきました。
この記事では、中学受験算数の指導経験をもとに、開成中学の入試傾向・算数の特徴・対策のポイントを解説します。
開成中学校の基本情報(2026年時点)
- 所在地:東京都荒川区西日暮里4-2-4
- 形態:私立男子中高一貫校
- 偏差値目安:70〜75(年度・入試回により変動。公式情報を必ず確認してください)
- 大学進学実績:東大合格者数が全国1位を何十年も連続している(詳細は各年度の公式情報を参照)
開成中学 入試の特徴
開成中学の入試は4教科(算数・国語・理科・社会)です。算数の配点(120点)が最も高く、算数の出来不出来が合否に直結します。
算数でよく出るテーマ
- 速さ・比・割合の複合問題
- 場合の数・確率の応用
- 平面・立体図形の面積・体積・軌跡
- 数列・規則性
開成の算数は「答えが出ても途中の説明が不十分だと減点」という記述式要素がある問題も含まれます。「答えが出ること」と「答えの説明ができること」を両立させる訓練が必要です。
開成算数で差がつく「図形問題」の対策
開成の図形問題は補助線の引き方・相似・面積比の理解が問われます。単純な公式当てはめでは解けません。
- 相似・合同の概念を図で視覚的に理解する
- 「この三角形はどの三角形と相似か」を素早く見つける練習をする
- 補助線を引く訓練(複数の引き方を試みる)
合格に向けた現実的な準備
開成中学を目指す場合、小学4年生からの専門的な中学受験指導が一般的です。ただし「早く始めれば合格できる」わけではなく、「正しい理解の積み上げ」が合格の鍵です。
集団塾の授業で「解き方は覚えたが、なぜそうなるかわからない」という状態になった場合は、個別指導で根本から立て直すことが有効な場合があります。
開成中学と麻布中学 どちらが向いているか
開成と麻布(別記事で解説)はよく比較される2校ですが、校風が大きく異なります。開成は運動会などの行事が有名で集団活動を重視する一方、麻布は自由・自主性を重んじる校風です。入試難易度は両校ともに最難関レベルで、お子さんの性格・目指す大学・通学距離なども考慮して選ぶことが重要です。
※この記事の学校情報・偏差値・進学実績は、各校公式サイトおよび公開情報をもとに、2026年6月時点の情報として整理しています。最新情報は必ず各校公式サイトでご確認ください。
著者:藤原進之介(株式会社数強塾 代表)
東進ハイスクール・東進衛星予備校 情報科専任講師。数強塾グループ(数強塾オンライン・日本数学塾・日本英語塾・英論会・日本国語塾・情報ラボ)代表。累計指導生徒数2,000名超。横浜市石川町を拠点にオンライン全国対応。
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