「確率は苦手」という高校生が多い科目ナンバーワンといっても過言ではありません。しかし確率の問題はパターンを理解すれば得点源にできます。数強塾グループが確率の勉強法を体系的に解説します。
目次
確率が苦手になる理由
確率が苦手な生徒に共通するのは「場合の数を正確に数えられない」ことです。確率の定義は「事象Aの確率 = Aが起こる場合の数 ÷ 全体の場合の数」です。分子・分母の場合の数を正確に数える力が確率力の基本です。
場合の数の基本:樹形図・表を必ず描く
確率の問題で最初にすべきことは、可能な全パターンを樹形図か表で整理することです。「なんとなく計算する」習慣をなくし、必ず図・表で可視化してから計算してください。
頻出パターンと解き方
1. 順列と組合せの使い分け
順番が関係ある → 順列 nPr = n!/(n-r)!
順番が関係ない → 組合せ nCr = n!/(r!(n-r)!)
2. 余事象を使う
「少なくとも1つ〜」「どれか1つ以上〜」という問題は余事象(「1つも〜でない確率」)を使うと計算が楽になります。P(A) = 1 – P(Aの余事象)
3. 条件付き確率
事象Bが起きた条件の下でAが起きる確率:P(A|B) = P(A∩B) / P(B)
条件付き確率は「分母が絞られる」というイメージで理解してください。
共通テストでの確率対策
共通テストの確率問題は長めの文章問題になることが多く、問題文を正確に読む力が重要です。誘導に従いながら解き進め、途中で答えを検算する習慣をつけてください。
藤原進之介(数強塾グループ代表)
東進ハイスクール情報科専任講師。数強塾グループ代表。累計生徒数2,000名超。数学・英語・国語・情報Iのオンライン個別指導を提供。


コメント