日本大学豊山女子中学校・高等学校の情報・評判

日本大学豊山女子中学校・高等学校の評判

日本大学附属校としては唯一の女子校で、中学からの内部進学生と高校から入学した生徒が高校1年より混合してクラスを編成する併設型の中高一貫校です。2017年より高校に国公立大学を目指す「A特進」クラスの導入が始まり、国際交流教育や探求型のキャリア教育を充実させるなどの学校改革が進められており、注目されている学校です。


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目次

日大豊山女子の基本情報(偏差値、学費など)

  1. 偏差値 52
  2. 年間授業時間 1,188時間
  3. 学費 82万円/年
  4. 宗教 なし

アクセス

〒174-0064 東京都板橋区中台3丁目15−1

TEL:03-3934-2341


日大豊山女子の校風

“女子にしばられない”をキャッチフレーズに、変化を続ける社会の中、グローバルの舞台の第一線で活躍できる女性の育成を目指しています。自分から行動する主体性を養うため、授業の始まりと終わりにチャイムが鳴らない「ノーチャイム制」を導入しています。礼儀作法を身に着けた女性の育成を目指し、挨拶や礼儀、身だしなみや言葉遣いなどの生活指導が細かく行われています。

勉強だけでなく、部活動や学校行事、校外学習、清掃活動など、バランスの良い教育活動を行い、生徒一人ひとりが活躍できる場所を見つけ、自分で考えて行動する主体性を身につけることを重視しています。また少人数制の茶道の指導により、礼儀作法や謙虚さなどを身に着けること目標にしています。


日大豊山女子の教育の特色

英語では、外国人講師とのチームティーチングによる英会話の授業が行われています。英会話と中3の英語では少人数授業が取り入れられています。英検は、中学で準2級を取得することを目標にしています。昼休みや放課後にネイティブが常駐していて生徒は自由に出入りができ気軽に英会話ができるスペースとなっています。

数学はクラス2分割の少人数授業で行われ、単元によっては習熟度別授業が取り入れられています。

2017年度から高等学校では、進路に応じて三つのクラス編成に分けられるようになっています。国公立大や難関私立大学を狙う「A特進」、付属推薦制度での日本大学への進学を目指す「N進学」、理数分野に進むための専門的な学術研究を行う「理数S」です。

「A特進クラス」では新大学入試対応のカリキュラムを組み、補習や講習を充実させています。また英語教育に力を入れており、高2では米国・ボストン研修旅行(5泊7日)を実施し、ハーバード大生が中心となって企画する、世界で活躍できる女性リーダー育成を応援する“LADYプログラム”に参加します。

「理数S」では、研究施設を訪れる「理数科特別講座」や、英語論文を読むための基礎を学ぶ「学術英語」を設置し、課題研究に力を入れています。

ICTの学習への活用も積極的にされていて、生徒一人に一台ずつiPadが支給され、学習に活用しています。授業での問題の配信や電子黒板での回答の共有を行い、効率的な学習のサポートを行っています。


日大豊山女子の年間行事

【中学校】

校外学習・体育祭・芸術鑑賞教室・日本漢字能力検定(全員受験)・林間学校・ブリティッシュヒルズ宿泊・実用英語技能検定(全員受験)・文化祭・修学旅行(沖縄)・スキースノーボード教室(希望者:志賀高原)・書初め店展・かるた大会・キャリアガイダンス・ニュージーランド春季短期留学(1・2年希望者)

【高等学校】

基礎学力到達度テスト・実践女子大学特別講義・実用英語技能検定(全員受験)・体育祭・芸術鑑賞教室・探究学習発表会・テーブルマナー・カナダ海外英語研修・ケンブリッジサマープログラム・文化祭・海外修学旅行・スキースノーボード教室(希望者:志賀高原)・そのほか大学へのキャンパスツアー、体験プログラム多数


日大豊山女子の進学実績

日大の付属校なので、日大への進学は半数を超えています。

日本大学への進学…56%  他大学への進学…37%

短期大学・専門学校…1% そのほか…5%

【他大学の一例】

慶應大学1名・上智大学3名・東京理科大学2名・青山学院大学8名・中央大学1名・

法政大学2名・立教大学1名・学習院大学2名・芝浦工業大学1名・成蹊大学3名・

津田塾大学3名・東京女子大学2名・日本女子大学4名

医療系大学28名ほか


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まとめ

附属校であるという安心感や中高一貫校という環境のため、じっくり進路について考え、また部活動などの活動にも積極的に取り組むことができる学校です。日本大学各部への進学率は例年半数以上となっています。国公立大を目指す生徒のためには、日本大学への進学をキープしながら受験できる「国公立併願方式」も用意されています。近年は国公立大学や他有名私立大への進学実績があがってきています。また理数にも重点を置いているため、日大薬学部・歯学部などにも進学実績があり、一人ひとりの生徒の希望により、多様な進路への可能性を持ったおすすめの学校です。

日本大学豊山中学校・高等学校ホームページ

https://www.buzan-joshi.hs.nihon-u.ac.jp/

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この記事を監修した人

藤原進之介は、日本の作家・予備校講師。東進ハイスクール・東進衛星予備校の最年少講師を経て、日本初の情報科目講師として代々木ゼミナールに移籍。武田塾教務部情報課課長。河野玄斗の河野塾ISM講師。著書4万部突破。株式会社数強塾代表取締役。
著書『藤原進之介の ゼロから始める情報I』(KADOKAWA)はベストセラー。Amazonランキング1位。​
神奈川県横須賀市出身。20歳で起業し学習塾を計7校舎立ち上げる。数学専門塾「数強塾」代表。英検対策の「英論会」・国語専門塾「現代日本国語塾・論塾」・総合型選抜専門塾「AOG」など含む数強塾グループでは、累計生徒数2500名突破。​数検1級。情報I専門塾「情報ラボ」代表。

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