学習院中等科と暁星中学校の比較、評判
男子校の中でも伝統ある2校を紹介、比較していきたいと思います。
学習院中等科は大学付属校であるので進学だけにとどまらず、部活動に力を入れている生徒も多く、和気あいあいとした雰囲気の学校です。高校受験で他校に出る人も一定数います。歴史のある伝統校ですので、そのような雰囲気に合った子が多く通っているためトラブルも少ないと言います。
暁星中学校は歌舞伎役者や芸能人など華やかな世界で活躍しているOBもいます。小学校からの進学者も多いため、穏やかな子が多いようです。両親が医者という家庭が多いことでも有名で、医学部へ進学する率が他校よりも高く、そのノウハウの蓄積もあるでしょう。
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学習院中等科
(がくしゅういんちゅうとうか)
【良質な環境によりバランスの良い力が身につく伝統校】
偏差値 60 年間授業時間 1,188 時間
学費(年換算) 130 万円/年
(所在地) 東京都豊島区目白1丁目5-1
(電話)03-3986-0221
(校長)武市 憲章
(設立)1877年
(人数)1学年 約210名〈5クラス〉
(制服)あり
https://www.gakushuin.ac.jp/bjh/
タイプ | 私立中高一貫校(併設型) |
共学別学 | 男子校 |
大学内部進学 | あり |
寮 | なし |
宗教 | なし |
都内有数の広大な校地と各種施設を持つ私立校です。皇族や家柄の良い子息が通っているイメージが強いですが、そういったケースは少数で、一般家庭の生徒が数多く在籍しています。高校からの途中入学者は10人前後と少なく、完全型に近い中高一貫教育を行っています。
[注目ポイント]
・理科教育に力を入れており、私立平均を大きく上回る時間を割く
・数学、英語は少人数で授業を行い、時間数以上の効果を発揮
・縦、横の人間関係など精神面の成長を図るためクラブ活動を奨励
・約60%の生徒が内部推薦により学習院大学に進学する
【中等科卒業後の進路】
・約95%が推薦で学習院高等科へ進学する。中等科3年時の学業成績、操行、出席日数が基準となる。例年、数名が成績で基準を満たすことが出来ず高等科非推薦となる。また高等科推薦を辞退して慶癒系、早稲田系、国立大学付属校に進学するものも数名いる。
〈系列高校卒業生の進路・進学〉
卒業数 | 大学 | 短大 | 専門 | 就職 | ほか | |
2019年 | 208 | 162 | 0 | 1 | 0 | 45 |
2018年 | 197 | 150 | 0 | 0 | 0 | 47 |
2017年 | 203 | 171 | 0 | 0 | 0 | 32 |
参照URL|http://www.chu-shigaku.com/detail/a00261.html
https://www.gakushuin.ac.jp/bjh/nyugaku/shingaku.html
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暁星中学校
(ぎょうせいちゅうがっこう)
【ハイレベルなフランス語教育が特徴の中高一貫男子校】
偏差値 59 年間授業時間 1,188 時間
学費(年換算) 97 万円/年
(所在地) 東京都千代田区富士見1丁目2-5
(電話)03-3262-3291
(校長)勝部 純明
(設立)1888年
(人数)1学年 約170名〈4クラス〉
(制服)あり
タイプ | 私立中高一貫校(完全型) |
共学別学 | 男子校 |
大学内部進学 | なし |
寮 | なし |
宗教 | キリスト教 |
キリスト教に基づく教育理念を掲げる私立男子中学校。国際協力・理解のために語学教育を重視しており、英語だけでなくフランス語の授業が必修科目としてカリキュラムに組み込まれています。フランス語の授業では、フランス人教師との会話を中心に基礎フランス語の習得を目指します。
〈注目ポイント〉
・系列幼稚園、小学校からの内部進学者の割合は60%
・高校では競技かるた部が8年連続全国大会優勝の実績を持つ
・生徒全員が英語を週6時間とフランス語を週2時間覆修する
・高校1年生の夏にはフランスで語学研修(希望者)を実施
〈系列高校卒業生の進路・進学〉
卒業数 | 大学 | 短大 | 専門 | 就職 | ほか | |
2019年 | 167 | 85 | 0 | 0 | 0 | 82 |
2018年 | 164 | 81 | 0 | 0 | 0 | 83 |
2017年 | 162 | 75 | 0 | 0 | 0 | 87 |
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