【中高一貫校】春休みの勉強法|総復習と先取りで新学年に差をつける

春休みの勉強法

「新学年こそ、ちゃんとやり直したい」

学年末テストが終わると、そんな気持ちになる生徒さんは多いです。1年間の反省を踏まえて、心機一転。4月からは違う自分でスタートしたい——。

その決意を「本当に変わる」に変えるのが、春休みの過ごし方です。

春休みは学校にもよりますが、2週間前後のことが多いです。短いようで、使い方次第では苦手を減らしたり、次の学年の内容に少し早めに触れたりすることもできます

この記事では、新学年で好スタートを切るための春休み勉強法と、新学期に揃えておきたい学習ツールを紹介します。

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目次

春休みは「総復習」と「先取り」どちらを優先すべきか

春休みの勉強で、最初に決めるべきは「復習」と「先取り」のバランスです。

基本方針:苦手があるなら「総復習」が最優先

結論から言うと、前の学年で苦手な単元が残っているなら、まず総復習です。

数学も英語も「積み上げ」の教科。前の内容が曖昧なまま新学年に入ると、新しい内容がさらにわからなくなります。

  • 数学:中1の「正負の数」「文字式」が曖昧だと、中2の「式の計算」「連立方程式」でつまずきやすい
  • 英語:中1の「be動詞」「一般動詞」が曖昧だと、中2の「不定詞」「動名詞」が理解しづらくなる

「先取りしたい」という気持ちはわかります。でも、土台がグラグラのまま先に進むと、途中でつまずきやすい

「じゃあ、何を使って復習すればいいの?」と迷ったら、以下の2冊がおすすめです。

1. 学校の教科書が「体系数学」の人

授業の進度が速い体系数学は、一度つまずくと自力で追いつくのが大変です。まずは『教科書ガイド』を手元に置いて、教科書の例題を「自力で解ける」ようにしましょう。

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※お使いの体系数学の「1」か「2」か、「代数」か「幾何」かを確認して購入してください。

2. 基礎から完全にやり直したい人

教科書レベルすら怪しい…という場合は、解説が最も丁寧な『白チャート』が最適です。春休みのうちに苦手単元だけピックアップして解き直すだけで、新学期の景色が変わります。

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苦手がない人は「先取り」で4月の授業に余裕を作る

前の学年の内容がしっかり身についているなら、春休みは先取りのチャンスです。

新学年の最初の単元を予習しておくと、4月からの授業が「復習」になります。余裕を持って授業を受けられるので、理解も深まり、テストでも点が取りやすい。

理想的なバランス:

  • 春休み前半(1週目):前の学年の苦手単元を総復習
  • 春休み後半(2週目):新学年の最初の単元を先取り

ただし、まだ習っていない分野を教科書だけで理解するのは困難です。無理をして「間違った理解」をしてしまうと、修正するのに倍の時間がかかってしまいます。

自力で先取りを進めるなら、以下の「解説が詳しい教材」を使いましょう。

1. 英語の先取りは「単語」から

新学年で使う単語帳(ターゲットやシステム英単語など)を先に手に入れて、最初の100個だけでも覚えておくと、4月の授業が驚くほど楽になります。

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2. 数学は「読む参考書」を使う

いきなり問題を解くのではなく、「先生の授業を文字にしたような参考書」を読みましょう。『やさしい高校数学』シリーズなどは、読み物として予習するのに最適です。

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もし「読んで理解するのが苦手」「自分で進める自信がない」という場合は、無理に独学せずプロに頼るのが正解です。数強塾では、春休みの間に新学年の重要単元を「正しい解き方」で先取り指導します。変な癖がつく前に、最初から正しいフォームを身につけましょう。

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学年別:春休みにやるべきこと

新学年によって、重点的にやるべきことは異なります。

新中2になる人:中1の「計算力」を固める

中2の数学は、中1の計算力が大きな土台になります。

最優先で復習すべき単元:

  • 正負の数の四則演算(特に負の数を含む計算)
  • 文字式の計算(項の整理、分配法則)
  • 一次方程式の解き方

先取りするなら:

  • 式の計算(多項式の加減、単項式の乗除)
  • 連立方程式の基本的な解き方(加減法・代入法)

英語は、中1の文法事項(be動詞・一般動詞・疑問詞・現在進行形・過去形)を総復習しておきましょう。中2ではこれらを「使える前提」で授業が進みます。

英語の抜け漏れを春休みに埋めるなら、まずは「単語」と「基本的な文法」の2つに絞りましょう。

1. 文法がちんぷんかんぷんな人

難しい参考書は挫折します。『中1(中2・中3)英語をひとつひとつわかりやすく。』シリーズは、イラスト付きで基礎の基礎からやり直せるので、春休みの自習に最適です。

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2. 辞書は「高校生モデル」を今のうちに買うのが正解

記事の後半でも解説しますが、中高一貫校生なら中学生のうちから「高校生モデル」の電子辞書を持つべきです。

理由1:進度が速い一貫校では、中3ですぐに高校内容に入ります。中学生モデルだとすぐに機能不足になり、結局高校入学時に買い直すことになります(無駄な出費です)。

理由2:『プログレス21』や『ニュートレジャー』に出てくる難解な単語は、中学生用の辞書には載っていないことが多いです。

最初から収録語数の多い「高校生モデル」を選んで、6年間使い倒すのが最もコスパの良い選択です。

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新中3になる人:中2の「関数」「証明」を克服

中3は高校受験の学年。中2までの内容に穴があると、受験勉強で大きな足かせになります。

最優先で復習すべき単元:

  • 連立方程式(特に文章題の立式)
  • 一次関数(グラフの読み取り、式の求め方)
  • 図形の証明(合同条件を使った証明の書き方)

先取りするなら:

  • 式の展開・因数分解
  • 平方根の計算

英語は、不定詞・動名詞・比較・受動態が中2の山場。ここが曖昧な人は、春休みで集中的に復習を。

新高1になる人:中学数学の「総仕上げ」と高校数学の予習

高校数学は、中学数学とはレベルが大きく異なります。特に中高一貫校では、すでに高校内容に入っている場合も。

最優先で復習すべき単元:

  • 二次方程式(解の公式、因数分解による解法)
  • 二次関数(グラフ、最大値・最小値)
  • 三平方の定理と相似(図形問題の基礎)

先取りするなら:

  • 数学I「数と式」(展開・因数分解の発展、絶対値)
  • 数学I「二次関数」(平方完成、グラフの移動)

高校英語では語彙力が一気に求められます。春休みのうちに、中学英単語の総復習をしておくと、高校からの単語学習がスムーズになります。

春休みの勉強スケジュール(2週間モデル)

具体的なスケジュールの例を示します。

1週目:総復習ウィーク

数学 英語
1日目 1学期の内容を総チェック be動詞・一般動詞の復習
2日目 計算問題の集中練習 疑問詞・命令文の復習
3日目 2学期前半の内容を復習 時制の総復習
4日目 2学期後半の内容を復習 助動詞・不定詞の復習
5日目 3学期の内容を復習 比較・受動態の復習
6日目 間違えた問題の解き直し 間違えた問題の解き直し
7日目 苦手単元の集中復習 単語・熟語の暗記

2週目:先取りウィーク

数学 英語
8日目 新学年の教科書を入手・確認 新学年の教科書を入手・確認
9日目 第1章の例題を解く Lesson 1の新出単語を覚える
10日目 第1章の練習問題を解く Lesson 1の文法を予習
11日目 第2章の例題を解く Lesson 1の本文を音読
12日目 第2章の練習問題を解く Lesson 2の新出単語を覚える
13日目 つまずいた箇所の復習 Lesson 2の文法を予習
14日目 全体の振り返り・計画見直し 全体の振り返り・計画見直し

ポイント:

  • 1日の勉強時間は2〜3時間を目安に(午前に数学、午後に英語など)
  • 毎日やらなくても大丈夫。週に1〜2日は休息日を入れてもOK
  • 「やりすぎて燃え尽きる」より「少しずつ続ける」を意識

新学期に向けて「道具」を揃える

春休みは、新学年に必要な学習ツールを揃える絶好のタイミングです。

特に進級・進学のタイミングでは、今まで使っていたツールでは対応できなくなることがあります。

新学年で「買い替え」を検討すべきもの

  • 電子辞書:中学生モデルから高校生モデルへ
  • 参考書:学年に合った新しいものを
  • ノート・文房具:心機一転、新しいものでモチベーションアップ

中でも電子辞書は、新学年のスタート前に準備しておきたいアイテムです。

電子辞書の選び方:中学生・高校生向け

「電子辞書なんて、スマホがあれば要らないのでは?」という声もあります。

でも、勉強専用のツールには、スマホにはないメリットがあります。

電子辞書がスマホより優れている点

  • 通知が来ない:SNSやゲームの誘惑がない。勉強に集中できる
  • 学校に持ち込める:スマホ禁止の学校でも、電子辞書はOKなことが多い
  • 辞書がまとまっている:国語辞典・英和辞典などが複数収録された機種もある(収録内容は機種により異なります)
  • 学習コンテンツが入っている機種もある:単語帳やリスニング教材など、学習向け機能が搭載されていることもあります

中学生モデルと高校生モデルの違い

※収録辞書や学習コンテンツは機種・年度によって異なります。以下は一例です。

項目 中学生モデル 高校生モデル
英和辞典 (例)学習英和辞典(ベーシックジーニアス など) (例)受験向け英和辞典(ジーニアス英和大辞典 など)
国語辞典 (例)国語辞典(明鏡国語辞典 など) (例)国語辞典(広辞苑・大辞林 など)
古語辞典 (例)なし〜簡易版 (例)古語辞典(全訳古語辞典 など)
学習コンテンツ 中学レベル 大学受験対応
価格帯 2〜3万円程度(目安) 3〜5万円程度(目安)

買い替えのタイミング

  • 新高1になるとき:中学生モデルだと、高校の授業内容や辞書機能が物足りなく感じることがある
  • 新中3になるとき:高校受験に向けて、学習コンテンツが充実したモデルを検討する人もいる
  • 電子辞書を持っていない人:この機会に導入を検討

おすすめ電子辞書:カシオ EX-word 高校生モデル

電子辞書の定番といえば、カシオのEX-word(エクスワード)シリーズです。

高校生モデルは、辞書や学習コンテンツがまとまって入っているのが魅力です(収録内容は機種・年度によって異なります)。

収録コンテンツ例(機種・年度によって異なります):

  • 英語:英和・和英辞典、英英辞典、単語集 など
  • 国語:国語辞典、漢和辞典 など
  • 古典:古語辞典、漢文関連 など
  • 理社:用語集、事典 など
  • その他:検定対策、英会話教材、数学公式集 など

学校のルールや予算にもよりますが、中学生のうちから高校生モデルを検討する人もいます。早めに使い方に慣れておくと、高校からの勉強がスムーズに感じられることもあります

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電子辞書を選ぶときのポイント

  • 収録辞書:自分が必要とする辞書が入っているか確認
  • タッチパネル:手書き入力ができると、漢字の読みがわからないときに便利
  • 音声機能:英語のリスニング・発音練習に使える
  • サイズ・重さ:毎日持ち歩くなら、軽量コンパクトなものを

新学年のスタート前に、学習環境を整えておきましょう。

春休みに「やらないほうがいい」こと

最後に、春休みの過ごし方で注意すべきことをお伝えします。

やらないほうがいい勉強法

  • 「1日10時間勉強」などの無理な計画:燃え尽きて、続かなくなることがある
  • 新しい参考書を何冊も買う:1冊をやり切るほうが効果が出やすい
  • 復習を飛ばして先取りだけする:土台があいまいだと、途中でつまずきやすくなる
  • 完璧主義で進めない:「全部やる」より「できることからやる」

避けたい過ごし方

  • 勉強ゼロで春休みを終える:せめて苦手単元だけでも復習を
  • 生活リズムを完全に崩す:昼夜逆転すると、新学期のスタートが辛い
  • 「4月から頑張る」と先延ばし:4月になったら部活や新しい環境で忙しくなる

春休みは「羽を伸ばす時間」でもありますが、1日1〜2時間でも勉強時間を確保することで、新学年のスタートが変わりやすくなります。

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まとめ

春休みは、新学年に向けた「準備期間」です。この2週間の過ごし方で、4月からのスタートダッシュは左右されやすいです。

春休みの勉強ポイント:

  • 苦手があるなら「総復習」が最優先
  • 苦手がないなら「先取り」で4月の授業に余裕を作る
  • 1週目は復習、2週目は先取りのバランスがおすすめ
  • 電子辞書などの学習ツールも、この機会に揃える
  • 無理な計画より「毎日少しずつ」

「新学年こそ変わりたい」という気持ちを、春休みの行動で形にしましょう。小さな積み重ねが、大きな変化につながります。

今日できる一歩

  • 前の学年のテストや問題集を見返して、「苦手な単元」を3つ書き出す
  • 春休みの勉強スケジュールを、ざっくりでも立ててみる
  • 新学年の教科書・問題集をいつ入手できるか確認する
  • 電子辞書の買い替えが必要か、今使っているものをチェックする
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