城北中学校・城北高校の情報・評判
こんにちは!数学が苦手な中高一貫校の生徒を対象としたオンライン数学塾【数強塾】の藤原進之介(ふじわら塾長)です。 今回の記事では、
- 城北中学校の特徴
- 城北中学校の教育理念・指導方針
- 城北中学校の評判
- 城北中学校のおすすめポイント
を整理していきます。
中高一貫教育
東京都板橋区東新町に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校です。
3期体制
偏差値は55~58。特徴的なのは、生徒の発達段階に合わせ目標を定めた「3期体制」による一貫教育プログラムを実践し、教育目標である「人間育成と大学進学」の達成を目指しています。
校訓
「着実・勤勉・自主」の校訓の下、学習と課題活動の両面から各自の個性を最大限に伸ばし、国際性・創造性を養うことで、将来の社会に役立つ指導者たりうる人材を育成します。
文武両道、広大な土のグランドで生徒の1/3は皆勤賞
都内には珍しく、広大な校庭、一年中利用可能な温水プールもあり、男子が6年間過ごすには満点の環境といえます。実際、皆勤賞が3人に1人はいるそうです。教師の平均年齢は40歳を超えていますが、熱心な先生と明るく素直でのびのびした生徒が多く、アットホームな雰囲気の校風です。
黙祷の時間
特に宗教教育はないですが、授業の前に「静座」と呼ばれる15秒の黙祷を行い、授業に集中する取り組みを行っています。
目次
独自のカリキュラム
3学期制、50分授業、週34時間の授業を行い、主要教科の時間を多く確保し、授業進度は速く、2年次でほぼ中学課程を修了します。2,3年次の英語、数学は習熟度別少人数クラスを編成しています。定期試験以外に年2~3回、校内実力試験を実施、長期休暇中には講習会、補習なども行い習熟度の遅れに対するフォロー体制も整えています。
「面倒見が良い」学校
城北中は学習塾が勧める中高一貫校ランキングで面倒見が良い学校で3位に入っています。この面倒見が良いという点は特徴的な授業体制にみられます。まず基本となる通常の授業は、それ自体が大学受験に対応出来る内容となっています。つまり塾や予備校いらずで、学内の学習だけで十分、学力向上に繋がっています。
中1・中2
学習習慣を確立し、各教科の基礎力を養う時期と位置付けられる中1.2年は生徒一人ひとりの習熟度に合わせて補習や講習を行います。
中3以降
錬成期となる中3以降では夏、冬の長期休暇中に講習会を実施していますが、この講習会は50年以上の伝統を持ち、生徒は自身の課題や目標、レベルに合わせた講習を受講出来ます。特筆すべきは講習会で用いられる教材がすべて教員が独自に作成したもので、生徒の状況に合わせて、それまでの復習から通常の授業では扱わないような発展的な内容まで、臨機応変に対応しています。
理科実験室
机上の勉強だけではなく、実験や観察といった実践的な学びの為の環境も抜群で、理科実験室が中学棟に2つ、高校棟には6つもあります。最も多く実験を行うのが中1です。その数は年間に20~25回。実験だけでなく、その結果を踏まえたレポートの書き方や、グラフやスケッチの書き方まで学んでいきます。
国際教育
中3、高1のオーストラリア語学研修は毎年100名以上が参加しますが、中1~高1まで毎学期末、5名の生徒と1人のネイティブ教師でグループを作り3日間英語だけで過ごすという「イングリッシュシャワー」を実施しています。2018年からは高1~高2の3月にオーストラリアやアメリカに短期留学する「ターム留学制度」も始めました。このような取り組みから国際的な視野を望む点でも魅力的な学校といえるでしょう。
進学実績
2020年度大学進学実績は東京大学8名、慶應義塾大学85名、早稲田大学132名と最難関レベルへの合格実績も着実に上げています。
- 東京大学8名
- 慶應義塾大学85名
- 早稲田大学132名
早慶の合格率が高く、特に早稲田大学への進学実績は圧倒的と言えます。
学費
中学校の年間授業料は456,000円プラス教材費他103,200円、合計559,200円ですが、入学金等含めた初年度納入金は1,070,700円となります。
- 年間授業料は456,000円
- 教材費他103,200円
- (合計559,200円)
- ※ 入学金を含め初年度納入金は1,070,700円
都内では珍しい広大な校庭があることは、男子校として非常に魅力的な部分です。やはり男の子はのびのびと育てたいという意見も多いです。
加えて、のびのびだけでなく、学習面のフォロー体制が手厚く、大学受験で塾や予備校に通う期間を短くする可能性があることも親としては好意的な材料です。
進学実績も申し分なく、難関校への合格も夢ではありません。学習塾がおすすめする学校として上位にランキングされる事も納得ですね。
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