MENU
  • 数学塾
  • 英語塾
  • オンライン
  • 私立高校
  • 塾
  • 中高一貫
  • インターナショナル
  • 数学問題
  • 運営企業
  • 子育て
ジュクウェブ!
  • 数学塾
  • 英語塾
  • オンライン
  • 私立高校
  • 塾
  • 中高一貫
  • インターナショナル
  • 数学問題
  • 運営企業
  • 子育て
ジュクウェブ!
  • 数学塾
  • 英語塾
  • オンライン
  • 私立高校
  • 塾
  • 中高一貫
  • インターナショナル
  • 数学問題
  • 運営企業
  • 子育て
  1. ホーム
  2. 数学のなぜ
  3. 同じ色の玉を「区別する」理由がわからない|中2確率

同じ色の玉を「区別する」理由がわからない|中2確率

2026 8/03
数学のなぜ
2026-08-03
数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち

袋の中に赤玉が3個、白玉が2個。確率の問題では、この赤玉3個に赤1・赤2・赤3と番号をつけて区別します。

「同じ色なのになぜ区別するのか」——見た目が同じものを別扱いするのは不自然に感じます。しかし区別しないと確率が計算できません。理由をはっきりさせます。

目次

結論:玉は物理的に別のものだから

赤玉が3個あるということは、物理的に3つの玉が袋の中にあるということです。手を入れて1個つかむとき、どの玉をつかむかは5通りあります。

そしてどの玉も同じ確率でつかまれます。だから

赤が出る確率 =

ここで「赤か白かの2通りだから 」は誤りです。赤は3個、白は2個で個数が違うのだから、出やすさも違います。

区別するのは「同様に確からしい」を保つため。色でまとめると、まとまりの大きさが違うので使えなくなります。

色でまとめると何が起きるか

数え方 全体 赤が出る 確率
玉を区別する 5通り 3通り
色でまとめる 2通り 1通り

答えが変わります。正しいのは です。

【検算】白が出る確率も計算します。区別すれば 。足すと ○。

色でまとめる方法だと で一見合っていますが、赤と白の個数の違いが消えてしまっています。玉を1個増やして赤4個・白1個にしても、この方法では のまま。明らかにおかしいと分かります。

2個取り出す場合

赤玉3個、白玉2個が入った袋から、同時に2個取り出す。2個とも赤である確率を求めなさい。

玉に赤1・赤2・赤3・白1・白2と番号をつけます。

5個から2個選ぶ組み合わせは

そのうち2個とも赤なのは、赤1・赤2・赤3から2個選ぶので

したがって確率は。

【検算】実際に10通りを書き出します。

赤1赤2・赤1赤3・赤2赤3・赤1白1・赤1白2・赤2白1・赤2白2・赤3白1・赤3白2・白1白2

10通りで、赤が2個なのは最初の3通り ○。

「同時」と「順に」で答えは変わるか

変わりません。これは知っておく価値のある事実です。

順に2個取り出す場合(1個目を戻さない)、順番も区別するので

2個とも赤なのは 通り。確率は

同時のときと同じ です。

理由は単純です。順番を区別すると、分子も分母も2倍になるから。約分すると消えます。

だから「同時に取り出す」問題は、順に取り出すと考えて解いてもよいのです。計算しやすいほうを選んでください。

戻すか戻さないかは、答えが変わる

一方、取り出した玉を戻すかどうかは決定的です。

1個目が赤 2個目も赤 両方赤の確率
戻さない
戻す

と 。戻すほうが大きくなります。

理由も納得できます。戻さない場合、1個目で赤が減るので2個目に赤が出にくくなるからです。

問題文に「戻して」「戻さずに」「同時に」のどれが書かれているか、必ず確認してください。「同時に」は「戻さない」と同じ扱いです。

くじ引きの順番は公平か

区別して数える考え方が効く、有名な問題です。

5本のくじのうち1本が当たり。5人が順に1本ずつ引くとき、1番目に引く人と3番目に引く人では、どちらが有利か。

直感的には「先のほうが有利」「後のほうが残り物で不利」と感じますが——どちらも同じです。

1番目が当たる確率:5本のうち当たりは1本なので 。

3番目が当たる確率:1番目がはずれ()、2番目もはずれ()、3番目が当たり()。

同じ 。

【検算】別の見方で確かめます。くじに番号をつけて5本を1列に並べると、並べ方は全部で 通り。当たりが3番目に来るのは 通り。

一致しました。そして当たりが何番目に来るかは対称なので、どの順番でも です。

くじ引きの順番は公平。区別して数えると、この結論がはっきり出ます。

学校の授業では、なぜここが飛ばされやすいのか

1. 「区別する」が見た目に反するから

同じ色の玉を別扱いするのは、現実の見え方に反します。「見分けがつかないのに区別する」という指示は、直感的には受け入れにくい。

しかし見分けがつくかどうかと、独立に起こるかどうかは別の話です。玉は物理的に別のものなので、どれが選ばれるかは5通りある。

この区別は理屈で理解するしかないため、一度きちんと確認する必要があります。

2. 「同時に取り出す」の扱いが説明されにくいから

「同時に2個」と言われると、順番がない状況に見えます。ところが計算では順番を区別してもよい(答えが同じ)。

なぜ同じになるのかは、約分で2が消えるからという計算上の事実です。この確認をする場面は、単元の構成上あまり作られません。

結果として「同時のときはどう数えるのか」で迷い続けることになります。「順に取り出すと考えてよい」と知っておけば、迷いは消えます。

3. くじ引きの公平性が発展扱いになりやすいから

くじ引きの順番が公平であることは、直感に反する有名な結果です。しかし計算にはかけ算の連鎖が必要で、中2の標準的な内容より一歩踏み込みます。

そのため発展的な話題として扱われることが多く、触れずに終わる場合もあります。

ですが、この問題は「区別して数えると直感の誤りが正せる」ことを最も鮮やかに示す例です。並べ方で考える方法()なら、計算も簡単に済みます。

【検算】3つの確認法

1. すべての場合の確率を足して1になるか

取り出し方 確率
2個とも赤
赤1個・白1個
2個とも白

合計 ○。場合を全部並べて足すのが最も確実な検算です。

2. 2つの数え方で一致するか

  • 組み合わせで数える …
  • 順に取り出すかけ算 … ○

3. 大小関係が常識と合っているか

  • 赤のほうが多いので、赤が出る確率 白が出る確率
  • 戻すほうが赤が減らないので、戻すほうが両方赤になりやすい

この向きが逆になったら、計算ミスです。

よくあるミス

ミス1:色でまとめて数える

「赤か白の2通り」は誤りです。個数が違えば出やすさも違います。玉ごとに区別してください。

ミス2:戻す・戻さないを読み落とす

答えが変わります。問題文の該当箇所に印をつける習慣をつけてください。

ミス3:「同時に」で順番を考えてはいけないと思う

順に取り出すと考えても答えは同じです。分子も分母も同じ倍率になるので約分で消えます。

ミス4:くじ引きは先のほうが有利だと思う

どの順番でも同じです。計算すると必ず になります。

ミス5:分母を間違える

2個取り出すなら分母は10(同時)または20(順に)。5ではありません。

練習問題

  1. 赤玉4個、白玉1個の袋から1個取り出すとき、赤が出る確率を求めなさい。
  2. 赤玉3個、白玉2個から同時に2個取り出すとき、2個とも白である確率を求めなさい。
  3. 2で、赤1個・白1個である確率を求めなさい。
  4. 1・2・3の確率をすべて足すといくつになるか。
  5. 赤玉3個、白玉2個から1個取り出して戻し、もう1個取り出す。2個とも赤である確率を求めなさい。
  6. 4本のくじのうち1本が当たり。2番目に引く人が当たる確率を求めなさい。

解答

  1. 全部で5個、赤は4個なので
  2. 白は2個なので、2個選ぶ方法は1通り。全体は10通りなので
  3. 赤3通り×白2通りで6通り。
  4. 2個とも赤()+赤白()+2個とも白()で1。すべての場合を尽くしています ○
  5. 戻すので毎回 。。戻さない場合の より大きい ○
  6. 1番目がはずれ 、2番目が当たり 。。1番目と同じ ○

まとめ

  • 同じ色の玉も物理的に別のもの。だから区別して数える
  • 色でまとめるとまとまりの大きさが違うので、同様に確からしくならない
  • 「同時に」と「順に」は答えが同じ。約分で倍率が消えるから
  • 「戻す」と「戻さない」は答えが変わる。問題文を必ず確認
  • くじ引きの順番は公平。どの順でも同じ確率
  • 検算はすべての場合の確率を足して1か/2つの数え方で一致するか

「見た目が同じでも、別々のものとして数える」という考え方は、高校の数A(順列・組合せ)で同じものを含む順列として正面から扱われます。そこでは逆に「区別したあとで、区別しない分だけ割る」という操作を学びます。まず区別して数え、必要なら後から割る——中2のここで身につけておくべき順序です。

この単元でつまずいたままなら

「なぜそうなるのか」が抜けたまま先へ進むと、後の単元で必ず戻ってくることになります。オンライン数学専門塾「数強塾」は、公式の暗記ではなく理由から説明する完全1対1の個別指導です。プロ講師のみ(学生アルバイトはいません)、中高一貫校の進度にも対応しています。

体験授業のご案内(3,000円・税込)

ご相談は無料です。入会の強制はありません。

関連

数学のなぜ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • さいころ2個の確率で36通りになる理由|中2確率
  • 共通因数を見落とす・くくり忘れる|中3多項式

この記事を監修した人

藤原 進之介のアバター 藤原 進之介

藤原進之介は、日本の作家・予備校講師。東進ハイスクール・東進衛星予備校・代々木ゼミナールなど出講実績あり。日本初の「情報」科目専門講師。武田塾教務部情報課課長。河野玄斗の河野塾ISM講師。著書4万部突破。株式会社数強塾代表取締役。
著書『藤原進之介の ゼロから始める情報I』(KADOKAWA)はベストセラー。Amazonランキング1位。​
神奈川県横須賀市出身。20歳で起業し学習塾を計7校舎立ち上げる。数学専門塾「数強塾」代表。英検対策の「英論会」・国語専門塾「論塾」・総合型選抜専門塾「AOG」など含む数強塾グループでは、累計3,500名以上の中高一貫校生を指導。​数検1級。情報I専門塾「情報ラボ」代表。

関連記事

  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    星形五角形の角の和の求め方|中2平行と合同
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    縮図を使って高さを求める|中3相似
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    分母に2項がある式の有理化|中3平方根
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    ax+by=c の形のグラフのかき方|中2一次関数
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    「6回に1回」は6回で必ず1回ではない|中2確率
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    直角三角形の合同条件の使い分け|中2三角形と四角形
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    回転体はどんな立体になるか|中1空間図形
    2026-08-03
  • 数学・算数の記事|ジュクウェブ!のキャラクター はむち
    反比例のグラフが双曲線になる理由|中1比例と反比例
    2026-08-03
内田先生

株式会社数強塾


株式会社数強塾 代表取締役の藤原進之介です。マンツーマン指導の数学のレッスンを専門にしています。このサイトでは、おすすめの数学専門塾・英語専門塾・オンライン塾や個人塾の長所を紹介します。

プロフィール詳細 お問い合わせはコチラ
よく読まれている記事
  • 小学生の算数 文章題の解き方|なぜ立式できないのか 原因と対策
  • 武蔵中学校 受験対策・情報2026|自調自考の教育と入試傾向を解説
  • 海城中学校 受験対策・情報2026|新教育プログラムと算数・理科の傾向
  • 巣鴨中学校 受験対策・情報2026|厳しい校風と難関大進学実績の特徴
  • 中学受験 社会の勉強法2026|地理・歴史・公民 効率よく覚える方法と問題の傾向
  • 中学受験 理科の勉強法2026|生物・化学・物理・地学 分野別攻略ポイント
Archive
  • 2026年8月 (223)
  • 2026年7月 (31)
  • 2026年6月 (29)
  • 2026年2月 (1)
  • 2026年1月 (5)
  • 2025年12月 (1)
  • 2025年11月 (2)
  • 2024年11月 (1)
  • 2024年5月 (1)
  • 2023年7月 (3)
  • 2023年6月 (13)
  • 2023年5月 (15)
  • 2023年4月 (2)
  • 2022年12月 (6)
  • 2022年11月 (11)
  • 2022年10月 (13)
  • 2022年9月 (12)
  • 2022年8月 (14)
  • 2022年7月 (13)
  • 2022年6月 (9)
  • 2021年2月 (17)
  • 2021年1月 (30)
  • 2020年12月 (30)
  • 2020年11月 (38)
タグ
おすすめ学習塾 オンライン塾 タグテスト 女子校御三家 神奈川

© ジュクウェブ!.com

目次