大阪女学院中学校・高等学校の評判
大阪女学院は大阪市中央区に所在する、私立の中高一貫高校です。
教育方針を『キリスト教に基づく教育を目指し、神を畏れ、真理を追究し、愛と奉仕の精神で社会に貢献する人間を育成する。』と定め、神によって創られたかけがえのない存在として、生徒ひとり一人を大切にする自由でのびやかな雰囲気です。
オンライン数学塾「数強塾」 数学が苦手な生徒のための数学専門塾
特色
大阪女学院が目指すものとして次のように述べられています。
『自主性を大切にしながら、基本的な生活習慣やマナーを身に付け、自分の事ばかりではなく他者の権利や感情を配慮し、各自に与えられている「責任」と「義務」を自覚し、それらをしっかりと果たすことを一人ひとりに求めています。私たちは生徒の皆さんに、日々の学校生活を通して、自立（自律）心と社会性を養い、自己中心的な「自由」ではなく、真の「自由」を身につけた人へと成長してほしいと願っています。』
校風
学校行事を代表する体育大会や文化祭において、企画から運営までを生徒自身が行うことをはじめ、学校生活のさまざまな場面で自主性を発揮する機会を設けられています。真の自立心を育み、自分を等しい価値を持った存在として他者を尊重し、共に生きていくことを学んでいきます。そして、生徒ひとり一人が、それぞれの特性を活かし、希望する進路で力強く自分の未来を切り拓いていく力を育みます。
宗教教育
創造主としての神を知ることこそが、人間が真に生きるための知識であるとする建学の精神に基づいて、キリスト教による宗教教育を行っています。毎朝全員が礼拝に出席し、中学から高校までの全学年で、必修教科として「聖書」の授業があります。また、修養会、伝道週間・クリスマスなどの宗教行事が教育活動の一環として行われます。
これら宗教教育は、一つの人格を持ち、自分と等しく価値ある存在として他者と共に生き、どのような状況の中でも真の喜びを持って生きる人間を育成することを目標としています。
カリキュラムの基本理念
週6日、3学期制。通常50分授業6コマ（土曜日は4コマ）
- 中学高校での重複学習を避け、それぞれの教科の特性に応じて、必要な時に必要な内容を重点的に学習することで、学習効果の向上をはかります。
- 進路希望の多様化に応じられるカリキュラムとします。
- 6年間で行う学習内容をふまえつつ、当面の学習に臨む姿勢を明確に持ちます。
- 生徒一人ひとりが、毎日の学習の中で自己の特性に気付き、自分の力で未来を切り開く力を養います。
- 中学高校での学習を、単なる進学のための準備に終わらせるのではなく、学校の幅広い学習が、結果として大学等への進学に必要な学力を付けることに結び付くようなものにします。
中学校のカリキュラム
特別のコースを設けず、全員が同じカリキュラムで授業を行います。生徒一人ひとりが、将来の自分の生き方や進路を考えていく際に、高等学校への三つの選択肢（普通科文系・普通科理系・英語科）に対応できるように考えられています。
高等学校のカリキュラム
普通科（文系・理系）と専門学科である英語科の二つの学科があります。いずれも独自のカリキュラムで学習しますので入学後の学科移行は出来ません。高等学校から入学した生徒には、６年一貫カリキュラムに対応するための補習を実施しています。
学費
入学金 200,000円、IB教育費（英語科国際バカロレアコース生徒のみ）146,890円、1年時終了まで 授業料 663,000円、その他 254,400円～556,400円
大学進学実績（2020年3月）
大阪大学1名、神戸大学4名、北海道大学1名等、国公立大学 27名。
関西学院大学33名、関西大学16名、同志社大学19名、同志社女子大学31名、
関西外国語大学１５名、京都女子大学５名、早稲田大学1名、上智大学１名等となっています。（卒業生徒数 244名）
協定校推薦
関西学院大学44名 / 同志社女子大学7名 / 神戸女学院大学4名
指定校推薦
同志社大学11名 / 関西大学11名 / 立命館大学5名 / 大阪薬科大学1名
神戸薬科大学1名 / 早稲田大学1名 / 国際基督教大学1名 / 青山学院大学9名
他多数
オンライン数学塾「数強塾」 数学が苦手な生徒のための数学専門塾
まとめ
キリスト教に基づく宗教教育を推奨していますが、口コミなどをみると、校風は自由でのびのびとしており、楽しく学生生活が送れる学校と評判です。協定校への進学も含めて、国公立、私立の難関大学への進学率も高く、高校生活を楽しみつつ、大学進学への対応も良いという事で、学習塾でもおすすめの学校です。
コメント