一流講師の逆転合格ラボ

この連載コラム「一流講師の逆転合格ラボ」では、大学受験で逆転合格を目指す保護者の皆様と受験生に向けて、「いま何を優先すべきか」を一緒に整理していきます。

先に結論:逆転合格の土台は「才能」よりも、設計された学習(計画・教材・復習の回し方)です。

  • 伸びる子の共通点:暗記の量ではなく「考え方の型」を増やしている
  • つまずく子の共通点:やることが多すぎて、復習が薄くなる(=定着が起きない)
  • 2025年以降の注意点:共通テスト新課程で「情報I」を含む入試設計が増え、科目の優先順位づけがより重要に

数強塾

目次

藤原進之介代表とは(数強塾・情報ラボ)

今回のテーマは、数強塾グループの学習設計の根幹を支える藤原進之介代表について。そして、藤原代表が大切にしている「逆転合格のつくり方」です。

藤原進之介(ふじわら しんのすけ)氏は、オンライン数学専門塾「数強塾」の創業者であり、情報科目(情報I)に特化した学習支援にも取り組む教育者・著者として活動されています。
公式プロフィール(後述)には、予備校講師としての指導経験や、情報Iの学習・指導に関する発信が記載されています。

※講師の所属・肩書は時期により変わることがあります。最新は公式プロフィール等でご確認ください。

「苦手だった側」の視点が、逆転合格の設計を強くする

成績が伸び悩むとき、本人がいちばん苦しいのは「努力しているのに、結果が出ない」ことです。

その苦しさに寄り添えるのは、才能の話ではなく、つまずきポイントを言語化して、手順に落とせる人です。

藤原代表の指導方針の核は、ここにあります。つまり、「わかったつもり」を崩し、再現できる手順に直すこと。逆転合格は、偶然ではなく設計で起こします。

2025年以降の受験で増える「考える科目」──情報Iも例外ではない

ここ数年、受験勉強で起きている変化はシンプルです。

「知っていれば解ける」だけでは点が伸びにくい。考え方・読み解き方・条件整理の力が、得点差になりやすい。

情報Iは「暗記科目」ではなく「思考の科目」

情報Iは、用語を覚えるだけでなく、データの読み取り、手順(アルゴリズム)の理解、簡単なプログラミング的思考など、“考えて処理する力”が点数に直結しやすい科目です。

一方で、ここがチャンスでもあります。やり方が整えば、短期間で得点が安定しやすい科目でもあるからです(もちろん、志望校の配点・利用方式によります)。

逆転合格のための「考える力」:3教科で同じトレーニングをする

「考える力」と言うと、ふわっとします。でも、やることは具体的です。

国語・数学・情報Iで、実は同じ訓練をしています。

  • 国語:本文の「根拠」を拾い、設問の条件に当てはめて答える
  • 数学:条件を整理し、使う道具(公式・定理・解法)を選び、手順を再現する
  • 情報I:与えられた情報を構造化し、手順を追い、ミスの原因を特定する

ミニチェック:「わかった」を「できた」に変える質問

  • なぜその解き方を選んだ?(選択理由)
  • 詰まったのはどこ?(地点特定)
  • 次は何に気をつける?(再発防止)

参考書学習の重要性:「買う」より「回す」が9割

逆転合格に必要なのは、分厚い教材の山ではありません。

1冊を“仕上げる”経験です。やりっぱなしではなく、復習が設計されていることが条件です。

参考書は「3周」ではなく「3段階」で回す

  • 1段階目(理解):例題で解法の流れをつかむ。解説を読んで言い換えられるまで。
  • 2段階目(再現):手順を見ずに解けるか。ミスの種類をメモして潰す。
  • 3段階目(時間):本番を意識して、時間制限で精度を上げる。

藤原代表も、情報Iを含む学習の中で「やることを絞り、回して定着させる」考え方を重視しています。実際に情報Iの学習に関する書籍も刊行されています(例は後述)。

保護者ができるサポート:勉強を“管理”するより、崩れない土台を作る

受験期の家庭は、頑張りたい気持ちが強いほど、すれ違いも起きやすいです。

だからこそ大切なのは、監督ではなく、回復できる環境を用意することです。

  • 小さな進歩を承認する:結果より「手順が良くなった」「復習できた」を言葉にする
  • 学習環境を整える:机・照明・プリンタ・過去問の置き場を“迷わない”配置にする
  • 計画を一緒に見る:月1回でOK。「今月は何を捨てる?」を一緒に決める

声かけの例(親子が揉めにくい言い方)

  • NG:「なんでできないの?」
  • OK:「どこで止まった?次はそこだけ一緒にほどこう」
  • NG:「もっと勉強しなさい」
  • OK:「今日は何を終えたら“勝ち”にする?」

よくある質問(FAQ)

Q. 情報Iはいつから本格的に対策すべき?

A. 志望校の利用方式(共通テストの配点・必須/選択・個別試験との関係)で変わります。まずは志望校の入試要項で「情報Iの扱い」を確認し、主要科目(英数国など)とのバランスで優先順位を決めるのがおすすめです。

Q. 参考書は何冊も必要?

A. 基本は「必要最小限」で大丈夫です。増やすより、1冊を仕上げる方が伸びやすいことが多いです。迷ったら「今の1冊で、ミスの原因を言語化できているか」を基準にしてください。

Q. 親が勉強を見られなくても大丈夫?

A. 大丈夫です。見るべきは内容より「復習が回っているか」「睡眠が崩れていないか」「計画が破綻していないか」。家庭は“持久力”を支える場所です。

逆転合格は、親子の「今日」を整えるところから始まる

逆転合格を目指すとき、焦りは消えません。でも、焦りの中でも進める形はあります。

「現代日本国語塾オンライン」や「数強塾」では、学習の手順を言語化し、毎日の行動に落とすサポートを重視しています。ここから一緒に、合格までの道を作っていきましょう。

今後もこの連載「逆転合格ラボ」で、受験に役立つ情報を発信していきます。

情報Iを「何から始めるか」で迷っている方へ

情報Iは、やり方次第で得点が安定しやすい科目です。まずは全体像と学習手順を整理したい方は、情報ラボの案内もご覧ください。

情報ラボ(情報I)公式サイト

今日できる一歩

  • 志望校の「共通テスト利用科目・配点」を確認し、情報Iの扱いをメモする
  • 参考書を1冊だけ選び、「理解→再現→時間」の3段階で回すスケジュールを作る
  • 親子で5分だけ、「今月は何を捨てる?」を話す(やることを減らすのが第一歩)

出典(公開情報)

※ 本記事は2025年12月時点の公開情報をもとに編集しています。入試制度・科目の扱い・講師の所属等は変更される可能性があるため、最新情報は各公式発表をご確認ください。

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この記事を監修した人

藤原進之介は、日本の作家・予備校講師。東進ハイスクール・東進衛星予備校の最年少講師を経て、日本初の情報科目講師として代々木ゼミナールに移籍。武田塾教務部情報課課長。河野玄斗の河野塾ISM講師。著書4万部突破。株式会社数強塾代表取締役。
著書『藤原進之介の ゼロから始める情報I』(KADOKAWA)はベストセラー。Amazonランキング1位。​
神奈川県横須賀市出身。20歳で起業し学習塾を計7校舎立ち上げる。数学専門塾「数強塾」代表。英検対策の「英論会」・国語専門塾「現代日本国語塾・論塾」・総合型選抜専門塾「AOG」など含む数強塾グループでは、累計生徒数2500名突破。​数検1級。情報I専門塾「情報ラボ」代表。

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