【中高一貫校】学年末テストで赤点回避!下位クラスに落ちないための勉強法

赤点を回避したい動物

「このままだと下のクラスに落ちるかもしれない」

学年末テストが近づくと、そんな不安を抱える中高一貫校の生徒さん、そして保護者の方が増えます。

1年間の総復習となる学年末テストは、範囲が広くなりやすく、難しく感じる生徒さんも多いです。普段のテストなら何とかなっていた子でも、学年末で点が伸び悩むことがあります。

ただ、焦って難しい応用問題ばかりに手を出す必要はありません。学校の出題傾向にもよりますが、まずは教科書レベルの基本問題を落とさないことが、赤点回避の近道になりやすいです。

この記事では、学年末テストで赤点を回避し、下位クラスへの転落を防ぐための具体的な勉強法を解説します。

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目次

学年末テストが「特別に難しい」3つの理由

まず、なぜ学年末テストで点が落ちやすいのかを理解しておきましょう。

理由1:範囲が1年分。覚えることが膨大

学年末テストの範囲は学校にもよりますが、その学年で習った内容が広く出題されることが多いです。

中間テストや期末テストよりも復習範囲が広がりやすいので、早めに全体を見渡して「できない単元」を絞ることが大切になります。

「1学期にやった内容なんて、もう忘れた……」という状態から、すべてを思い出す必要があるのです。

理由2:前半の内容が「完全に抜けている」

一般に、覚えた内容は復習しないと時間とともに忘れやすくなります。

1学期に習った内容は、2学期・3学期の間に触れる機会が減りがちです。定期テストでは点が取れていた単元でも、数ヶ月後に「あれ、何だっけ?」となる——これは誰にでも起こり得ます。

特に数学は「積み上げ」の教科。前半の基礎が抜けていると、後半の内容も理解が浅くなっていることがあります。

理由3:「応用・総合問題」が出やすい

学年末テストでは、複数の単元を組み合わせた総合問題が出題されることがあります。

たとえば数学なら、「方程式」と「関数」を組み合わせた問題。英語なら、「時制」と「受動態」を複合した長文問題。

単元ごとなら解ける問題も、組み合わさると途端に難しく感じます。

「下位クラスに落ちる」リスクを正しく理解する

中高一貫校では、成績によってクラス分けが行われることがあります。学年末の成績が、来年度のクラス編成に影響するケースもあります(制度は学校によって異なります)。

下位クラスに落ちた場合に起こり得ること(学校によって差があります)

  • 一度落ちると戻るのが難しい:上位クラスとは授業の進度や使う教材が変わることがあり、一度差がつくと、自力で這い上がるのは困難になります
  • 指定校推薦の枠が消える:成績下位クラスにいると、大学受験の「指定校推薦」の選考で不利になる(評定平均が取りにくくなる)ケースがあります
  • モチベーションが下がりやすい:「自分はできない」と感じやすくなることも
  • 友人関係が変わる:仲の良い友達と別のクラスになることも

逆に言えば、学年末を乗り越えれば……

学年末テストは、現状を維持するチャンスでもあります。

普段のテストで点が低くても、学年末で踏ん張れれば、成績が持ち直すこともあります。「1年の最後に巻き返した」という経験は、来年度への自信にもつながります。

赤点回避の鉄則:「教科書レベル」に集中する

学年末テストで赤点を回避するために、最も大切なことをお伝えします。

それは、「教科書レベルの問題を確実に解けるようにする」ことです。

まずは「教科書レベル」を優先したい理由

学校にもよりますが、定期テストでは基本問題(教科書レベル)で点を積み上げられるように作られていることが多いです。

  • 基本問題(教科書レベル):まずはここを落とさない
  • 標準問題:基本の組み合わせ・少しひねった問題
  • 応用・発展問題:時間に余裕があれば挑戦

赤点基準は学校によって異なりますが、基本問題の取りこぼしを減らすほど、点数は安定しやすいです。

「難しい問題を解かなきゃ」は逆効果

時間がない中で、難しい応用問題に手を出すと、時間配分が崩れやすいです。

応用問題は「基本ができている前提」で作られています。基本が曖昧なまま応用に手を出しても、解けないし、時間だけが過ぎていく。結果として、基本問題の復習もできないまま本番を迎えることになります。

まずは教科書レベルの取りこぼしを減らす。余裕があれば標準問題へ。この優先順位を意識しましょう。

教科書が「難しすぎて読めない」ときの対処法

「教科書レベルが大事なのはわかった。でも、そもそも教科書が難しくて理解できない……」

そんな声もよく聞きます。特に体系数学を採用している学校では、教科書自体のレベルが高く、一人で読んでも理解しにくいことがあります。

そんなときは、教科書より「かみ砕いた」参考書を使うと、取り組みやすくなることがあります

数学が苦手な人におすすめの参考書

『体系数学 教科書ガイド』

学校の教科書が「体系数学」なら、『ガイド』は必須です。

もし学校で「体系数学」を使っているなら、迷わず『教科書ガイド』を手に入れてください。体系数学はプログレス(英語)と並んで難易度が高く、教科書だけでは「なぜその式変形になるのか」が省略されていることが多いです。

『完全準拠の教科書ガイド』には、教科書の問題の詳しい解説が載っています。「宿題が終わらない」「授業についていけない」という人の命綱になります。

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※自分の持っている教科書が「体系数学1」か「2」か、「代数編」か「幾何編」か必ず確認しましょう。

『チャート式 基礎と演習 数学』(白チャート)

チャート式シリーズの中でも基礎寄りの「白チャート」。教科書の内容をていねいに解説してくれるので、「教科書を読んでもわからない」を助けてくれる1冊です。

  • 教科書の例題レベルから、ていねいに解説
  • 「なぜそうなるか」の説明が充実
  • 基本問題の練習量が豊富

まずは白チャートで基礎を固めてから学校の問題集に戻ると、解き直しがスムーズに感じられることがあります。

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『中学数学をひとつひとつわかりやすく。』シリーズ

「本当に基礎の基礎からやり直したい」という人には、このシリーズがおすすめです。

  • 見開き1テーマで、超スモールステップ
  • イラストと図解で視覚的にわかりやすい
  • 「勉強が苦手」な人でも挫折しにくい設計

中高一貫校の生徒さんには「簡単すぎる」と感じる人もいますが、1年前の内容を手早く思い出すための「入り口」として使いやすいです。学年末テスト前の総復習として、短時間で回すやり方もあります。

→ Amazonで「中学数学をひとつひとつわかりやすく。」を探す

英語が苦手な人におすすめの参考書

『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』シリーズ

英語も同様に、基礎から丁寧にやり直せるのがこのシリーズです。

  • 文法項目を超シンプルに解説
  • 練習問題が適量で、負担が少ない
  • 音声付きで、リスニング対策にも

1年分の文法を、短期間で総復習しやすい構成です。「文法がグチャグチャになっている」という人は、これで整理してからテストに臨むのも一つです。

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時間がないなら「電子辞書」で勉強スピードを上げる

時間が足りないなら、辞書を引く時間を「0秒」に近づけましょう。

学年末テストまで時間がない中で、紙の辞書をペラペラめくっている時間はありません。成績上位層や、要領の良い生徒は、電子辞書(高校生モデル)を使って単語を調べる時間を短縮し、その分を「覚える時間」に回しています。

もし手元にないなら、この機会に準備して「勉強のスピード」を上げましょう。

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教科別:学年末テストの具体的な勉強法

ここからは、数学と英語それぞれの具体的な勉強法を解説します。

数学:「計算」と「公式」を最優先で復習

数学の学年末テストで点を落とす原因としてよくあるのは、「計算ミス」と「公式忘れ」です。

優先順位1:計算問題を確実に

  • 正負の数、文字式、方程式の計算は「出題されやすい」
  • 毎日10〜15分、計算練習の時間を確保
  • 間違えた問題は、なぜ間違えたか分析(符号ミス?計算順序?)

優先順位2:公式を「使える」状態に

  • 公式一覧を作り、毎日見直す
  • 公式を覚えるだけでなく、「どんな問題で使うか」をセットで覚える
  • 1学期の公式は特に忘れやすいので重点的に

優先順位3:例題を解き直す

  • 教科書の例題、問題集の基本問題を一通り解く
  • 解けなかった問題に印をつけ、翌日もう一度
  • 「見たら思い出す」ではなく「何も見ずに解ける」を目指す

英語:「文法」と「単語」で点を稼ぐ

英語の学年末テストは、文法問題と長文読解が中心になることが多いです。時間がないときは、点につながりやすい「文法」と「単語」に集中しましょう。

優先順位1:基本文法の総復習

  • 時制(現在形・過去形・未来形・進行形・完了形)
  • 助動詞(can, will, must, may など)
  • 受動態、不定詞、動名詞

これらの「型」を確実に覚えましょう。穴埋め問題や並べ替え問題で出題されることが多いです。

優先順位2:教科書の単語・熟語

  • 教科書の各課の新出単語を、最低でも「見てわかる」レベルに
  • 特に動詞の活用形(過去形・過去分詞形)は要チェック
  • 熟語は「丸ごと」覚える(look forward to 〜ing など)

優先順位3:教科書本文の音読

  • 教科書の本文は、そのまま出題されることも多い
  • 音読することで、単語・文法・内容を同時に復習できる
  • 1日15分、声に出して読むだけでも復習の助けになることがある

残り時間別:学年末テストの勉強プラン

テストまでの残り時間によって、やるべきことは変わります。

残り2週間以上ある場合

  • 第1週:1学期〜2学期前半の内容を総復習。教科書・問題集の基本問題を一通り解く
  • 第2週:2学期後半〜3学期の内容を復習。間違えた問題の解き直し
  • 直前3日:苦手な単元を集中的に。公式・単語の最終確認

残り1週間の場合

  • 1〜3日目:1年分の範囲を「広く浅く」確認。できない単元を洗い出す
  • 4〜5日目:できない単元の基本問題だけを重点的に
  • 6〜7日目:公式・単語の暗記。過去の定期テストがあれば解き直し

残り3日以下の場合(緊急モード)

  • 計算問題と公式だけに絞る:確実に点が取れる「基本中の基本」に集中
  • 過去のテストを見直す:傾向がわかれば、出そうな問題を予測しやすくなる
  • 夜更かしより睡眠優先:睡眠不足で本番のミスが増えるほうが危険

時間がないときこそ、「完璧」を目指さず「最低限」を確保する意識が大切です。

学年末テストを乗り越えたあとも大事

学年末テストが終わると、ホッとして気が抜けがち。でも、春休みの過ごし方で、来年度のスタートは左右されやすいです。

  • テストで間違えた問題は、春休み中にできれば復習しておく
  • 苦手な単元があれば、春休みで克服しておく
  • 参考書で基礎を固め直すなら、春休みはまとまって取り組みやすい時期のひとつ

学年末テストは「ゴール」ではなく「通過点」。来年度に向けた準備として捉えましょう。

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赤点を回避し、クラス落ちを防ぐための「最短ルート」をプロが指示します。手遅れになる前にご相談ください。

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まとめ

学年末テストは、範囲が広く、1年間の積み重ねが試される大切なテストです。「下位クラスに落ちるかも」という不安を感じるのは当然のこと。

でも、教科書レベルを確実にできるようにすれば、赤点は回避しやすくなります

学年末テスト対策のポイント:

  • 難しい応用問題より、教科書レベルの基本問題を優先
  • 教科書が難しければ、かみ砕いた参考書(白チャート、ひとつひとつシリーズ)を活用
  • 数学は「計算」と「公式」、英語は「文法」と「単語」を最優先
  • 残り時間に合わせて、優先順位をつけて勉強する

「1年の最後に踏ん張れた」という経験は、来年度への大きな自信になります。まずは目の前のテストを、できることからやっていきましょう。

今日できる一歩

  • 学年末テストの範囲と日程を確認し、残り日数を把握する
  • 1年分の教科書・問題集を机に並べて、「どこが苦手か」を洗い出す
  • 過去のテスト答案を見返して、どんな問題で点を落としたか確認する
  • 必要に応じて、参考書や塾の無料体験を検討する
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