早稲田中学校と早稲田大学高等学院中等部の比較

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早稲田中学校と早稲田大学高等学院中学部の比較【2026年度版】

早稲田大学への進学ルートとしてよく比較されるのが、早稲田中学校(系属校)と、早稲田大学高等学院中学部(附属校)です。

どちらも人気・難関ですが、「早稲田大への進み方」「他大学受験の自由度」が大きく異なるため、目的別に向き不向きがはっきりします。

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まず結論:こんな人に向く

早稲田中学校(系属校)が向く人

  • 早稲田大も良いが、東大・京大・医学部など他大受験も視野に入れたい
  • 学内推薦は魅力だが、最後は学力で勝負したい
  • 6年間で学力を伸ばして、進路の選択肢を広く持ちたい

早稲田中は卒業生(現役)の約50%が早稲田大へ推薦進学し、残りは他大受験へ進むのが基本設計です。

早稲田大学高等学院中学部(附属校)が向く人

  • 早稲田大学への内部進学を最優先したい(安心感重視)
  • 高校〜大学までの一貫ルートで、活動や探究にも時間を使いたい
  • 学部まで含めて「早稲田で学ぶ」前提で設計したい

高等学院中学部は、卒業後に早稲田大学へ進学する”附属ルート”が基本で、2025年3月卒業生の進学者数は合計479名として学部別内訳が公開されています。

比較早見表

項目 早稲田中学校 早稲田大学高等学院中学部
種別 系属校 附属校
所在地/最寄り 新宿区:早稲田駅 徒歩1分 練馬区:上石神井駅 徒歩7分
2026年度入試日程 2/1(第1回)・2/3(第2回) 2/1(筆記+面接)
科目/配点 4科(200点満点) 4科(360点満点)+面接
偏差値目安(四谷大塚) 2/1:65/2/3:68 2/1:65
早稲田大への進学 約50%が推薦進学 ほぼ全員が内部進学

立地・アクセス

早稲田中学校

HP:https://www.waseda-h.ed.jp/

東京都新宿区馬場下町62番地

  • 東京メトロ東西線「早稲田駅」3b出口から徒歩1分
  • 東京メトロ副都心線「西早稲田駅」から徒歩約15分

早稲田大学高等学院中学部

HP:https://www.waseda.jp/school/jhs/

東京都練馬区上石神井3-31-1

  • 西武新宿線「上石神井駅」北口から徒歩7分

入試情報(2026年度)

早稲田中学校

  • 第1回:2026/2/1(合格発表 2/2)
  • 第2回:2026/2/3(合格発表 2/4)

※第1回合格者は第2回受験不可(両方出願しても)

配点:国語50分60点/算数50分60点/社会30分40点/理科30分40点(計200点満点)

早稲田大学高等学院中学部

  • 試験日:2026/2/1(筆記+面接)
  • 合格発表:2026/2/3(UCARO)

配点:国語50分100点/算数50分100点/社会40分80点/理科40分80点(計360点満点)
面接あり(本人のみ・グループ)

※出願はWEB+郵送の両方が必要

偏差値(四谷大塚・合不合判定テスト)

早稲田中学校(80偏差値)

  • 第1回(2/1):偏差値65
  • 第2回(2/3):偏差値68

早稲田大学高等学院中学部(80偏差値)

  • 2/1:偏差値65

※偏差値は模試回や集計条件で変動するため、レンジ感の比較として参考にしてください。

教育方針と校風

早稲田中学校

  • 教育方針:「誠」を基本とした人格育成。個性の伸長と国家社会への貢献を目指す。
  • 高い教養と大学進学を目指したカリキュラム
  • 文化祭や体育祭は生徒主体で運営
  • 制服着用の規定あり

早稲田大学高等学院中学部

  • 教育方針:早稲田大学建学の精神に基づき、一般的教養と健全な批判力を養い、社会の形成者として有為な人材を育成。
  • 高大一貫教育による知性と健康の育成
  • 深い知的好奇心と自立性を重視
  • 生徒会活動を通じた自律性の育成
  • 制服着用の規定あり

カリキュラム

早稲田中学校

  • 週6日制、合計時間数:中1=33/中2=34/中3=34
  • 6年間を3期に分けた段階的学習
  • 数学は中3で高1内容、高2で教科書内容修了
  • 英語は中2から高2まで週1回ネイティブによる英会話授業

早稲田大学高等学院中学部

  • 3学期制・週6日制、各学年 合計35時間
  • 早稲田大学進学を見据えたカリキュラム
  • 英語教育ではディスカッションやプレゼンテーションを重視
  • 教科の枠を超えた探究学習の充実

進学実績・進路の違い(ここが最大の差)

早稲田中学校:推薦+他大受験の”ハイブリッド”

卒業生(現役)の進学状況として、約50%が早稲田大学へ推薦進学。他の生徒は他大受験へ進み、国公立(東大等)や私立難関(慶應等)への進学があります。

日能研の進路データ(2025年卒):

  • 東京大学:30名
  • 早稲田大学:251名
  • 慶應義塾大学:58名

早稲田大学高等学院中学部:内部進学が基本の”附属ルート”

早稲田大学への進学が基本方針。2025年3月卒業生・合計479名の学部別内訳が公開されています。

  • 政治経済学部:110名
  • 法学部:76名
  • 基幹理工学部:57名
  • 国際教養学部:15名 など

早稲田大学への進学状況まとめ

早稲田中学校

  • 推薦枠:各学部に定員枠あり
  • 進学率:約50%
  • 他大学受験も積極的に対応

早稲田大学高等学院中学部

  • 早稲田大学唯一の附属中学校
  • 希望者はほぼ全員が早稲田大学へ進学
  • 内部進学が基本方針

まとめ:系属校と附属校の違い

早稲田中学校(系属校)は、早稲田大学への推薦進学と他大学受験の両方に対応しています。多様な進路選択が可能で、東大や医学部など難関大学への合格実績も豊富です。「最後まで選択肢を残したい」家庭に向いています。

早稲田大学高等学院中学部(附属校)は、早稲田大学唯一の附属校として、早稲田大学への内部進学を前提とした教育を行っています。「早稲田で学ぶ前提で安心して進みたい」家庭に向いています。

進学先や教育方針の違いを理解し、お子さんの目標や特性に合った学校選びをすることが重要です。

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この記事を監修した人

藤原進之介は、日本の作家・予備校講師。東進ハイスクール・東進衛星予備校の最年少講師を経て、日本初の情報科目講師として代々木ゼミナールに移籍。武田塾教務部情報課課長。河野玄斗の河野塾ISM講師。著書4万部突破。株式会社数強塾代表取締役。
著書『藤原進之介の ゼロから始める情報I』(KADOKAWA)はベストセラー。Amazonランキング1位。​
神奈川県横須賀市出身。20歳で起業し学習塾を計7校舎立ち上げる。数学専門塾「数強塾」代表。英検対策の「英論会」・国語専門塾「現代日本国語塾・論塾」・総合型選抜専門塾「AOG」など含む数強塾グループでは、累計生徒数2500名突破。​数検1級。情報I専門塾「情報ラボ」代表。

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