宮城学院中学校・高等学校の情報、評判
宮城県仙台市に所在する、プロテスタント系の中高一貫教育を旨とする私立女子校です。
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建学の精神
福音主義キリスト教の精神に基づいて学校教育を行い、神を畏れ敬い、自由かつ謙虚に真理を探究し、隣人愛に立ってすべての人の人格を尊重し、人類の福祉と世界の平和の貢献する女性を育成すること
教育理念
この建学の精神を受けて、「神を畏れ、隣人を愛する」をスクール・モットーとしています。宮城学院高等学校では、神様の前に女性も男性も全く平等であるという、キリスト教の人生観に立ち、女性だからと差別されない自由な雰囲気の中で、女性の特性を十分に伸ばし、真に自立した女性に成長するために、学校生活は生徒の自主的な話し合いにより企画・運営されています。また、先生や先輩の中に、自立して生きる女性のモデルをたくさん発見し、自分の生き方の参考にすることもできます。
教育の三本柱
宮城学院高等学校では「聞く」「話す」など4技能を重視した「英語教育」
中学校では、英語入試で入学してきた生徒にエリート教育を施す「E-Jr.」を、高校では「将来英語を使って学んだり、英語でコミュニケーションをとることが必要な職に就くこと」を目標とした「特別進学コース グローバルコミュニケーション」を設置しています。授業は英語で行われ、コミュニカティブな英語力を一貫して大切にしています。
短期・中期・長期の留学プログラム、海外留学生の受け入れを通じて中高一貫校の有利性を生かしながら生徒の英語力を伸ばします。
宮城学院が礼拝讃美を大切にしてきたことに由来する「音楽教育」
ミッションスクールとして特に力を入れているのが、合唱、管弦楽、ハンドベルです。弦楽については中学3年から通常の音楽の授業のほかに、週2回全員がヴァイオリン、ヴィオラ、チェロから好きな楽器を選び、音楽教師の指導のもと1年間練習します。高校では選択音楽で専攻することができます。6年間必修の音楽の授業では、歌を中心に学びます。発声練習を基礎から行ったうえで、日本歌曲をはじめ、英語・イタリア語・ドイツ語・ラテン語などの歌曲にも挑戦。合唱コンクールやクリスマス礼拝などで、発表の機会があります。
世界に目を向けた問題解決に挑む「グローバルスタディーズ(グローバル教育)」
グローバルスタディーズの始まりは2004年。英語の教科書に載っていたNGO団体カラ代表の村上一枝さんを知り、その生き方に感銘を受けた当時の高校2年生が、「英語を勉強して終わりではなく、自分たちにも何かできることはないか」と、マリ共和国で小さなボランティア活動を始めたことに端を発しています。キリスト教教育と早期からの英語教育を土台に、「学びと交流のパート」「探究学習のパート」という2つの体系化されたプログラムを通して、世界最先端の情報に触れながら、世界に目を向け、国際的な感覚を身につけた人材の育成を目指します。
学習目標
中学校
- 授業を大切にする姿勢を身に付けること
- 家庭学習の習慣をつけること
- 高校段階の基礎となる基礎的な学力を養うこと
高等学校
大きく3つのコースに分かれ、一人ひとりの進路実現に向けて着実に成長できるカリキュラムが設定されています。
- 選抜コース…難関国立大を目指すコース
- 特別進学コース…クラブ活動と両立しながら国公立・難関私立大学へ
- 総合進学コース…豊富な推薦枠、高大連携で資格取得に有利な大学へ
☆週37時間、45分授業で、変則5日制、月に一回土曜日に授業が入ります。
☆毎週2時間、大学と同じ教育を受ける事が可能となっている、高大連携プログラムを実施する事で学びへの関心やモチベーションをアップさせることが出来ます。
学費
入学金 50,000円、施設費 160,000円、授業料 348,000円、施設費 120,000円で、初年度納入金は 775,800円となります。
大学進学実績(2019年度現役合格実績)
国公立大学
東北大学1名、宮城教育大学2名、岩手大学1名、山形大学2名、福島大学1名、静岡県立大学1名
私立大学
東北学院大学24名、東北医科薬科大学3名、東北工業大学2名、東北福祉大学2名、
明治大学2名、青山学院大学3名、法政大学1名、東京女子大学1名、
東京女子医科大学1名、埼玉医科大学1名、国際医療福祉大学1名、北里大学2名ほか
伝統校である事で大学の推薦枠かなりあると評判です。自分の行きたい学部に進む事が可能だといえるでしょう。
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まとめ
キリスト教福音主義の精神を軸にした伝統ある女子校のため、校則の厳しめとの声も少なくありません。しかし、大学進学には推薦枠が多く、行きたい学部への進学が可能になります。そうした点では学習塾でもおすすめの学校といえるでしょう。
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