横浜共立学園の情報・評判
こんにちは!数学が苦手な中高一貫校の生徒を対象としたオンライン数学塾【数強塾】の藤原進之介(ふじわら塾長)です。 今回の記事では、
- 横浜共立学園中学校の特徴
- 横浜共立学園中学校の教育理念・指導方針
- 横浜共立学園中学校の評判
- 横浜共立学園中学校のおすすめポイント
を整理していきます。
目次
横浜共立学園中学校とは
横浜共立学園中学校は、中高一貫教育を提供する私立女子中学校です。高等学校では生徒を募集しない完全中高一貫校です。
神奈川県の女子校御三家
明治期に創設された伝統ある学校で、横浜山手の一角に所在し、周囲は横浜市の山手地区景観風致保全地区に指定されています。歴史や立地、実績から神奈川女子御三家の一つに数えられており、礼儀正しい生徒が多いことでも評判がよいおすすめの学校です。
なお、神奈川女子御三家は他にフェリス女学院中学校・高等学校、横浜雙葉中学校・高等学 校があげられ、神奈川県で中学受験に関わる保護者、塾講師の中では名門と周知されています。
進学実績
また、中学入試での偏差値は「やや難関」といえる難易度である一方、大学受験での進路では「難関」と呼ばれる女子校と並ぶ合格率を出している年度を確認できる点が特筆されます。つまり、入り口が比較的広く、中高一貫の6年間での内部の教育がしっかりしている・進学への意識が強い・サポート体制が充実しているという側面が推測されます。
女子校・お嬢様学校
学校名に女学院とはつきませんが、女子校になります。「お嬢様学校」といった雰囲気もあり、優しくおっとりしている生徒が多いが保護者側は教育熱心、といった意見もあるようです。
■横浜共立学園中学校 基本情報
偏差値
61
年間授業時間
1,152時間
学費
約88万/年
大学合格者数
2019年度
- 東大合格者数 2名
- 慶応義塾大学合格者数 40名
- 早稲田大学合格者数 67名
宗教
キリスト教 プロテスタント系
※ 讃美歌や聖書の時間が毎週用意されています。
■学校の校風
プロテスタントの精神をもとに真面目で気品ある生徒の教育に取り組んでいます。そのため校則は厳しい部類に入り、鞄やコートなどは学校から指定されています。キリスト教の教えに基づく「隣人愛」を教育の柱としています。毎朝、礼拝が行われるほか、週1時間の聖書の授業が設けられています。
ボランティア活動
ボランティア活動が盛んにおこなわれており、ハンセン病を正しく理解しようとする取り組みでは、生徒による自主的な支援活動が昔から引き継がれています。
部活動には生徒会指導部所属の部が、文化系15、体育系8、同好会8あり、兼部も可能です。また宗教指導部所属のグループが3グループあります。いずれも中学生、高校生が一緒に活動しています。特にテニス・バドミントン・ソフトボール・管弦楽・英語・音楽部などが盛んです。
横浜中区の閑静な住宅地に位置し恵まれた環境で赤屋根の本校舎は横浜市の指定有形文化財に指定されている。礼拝堂は1200席あり、照明・調光装置・音響設備がそろい、図書館、球技コートなど、施設・設備は充実しています。
■教育の特色
週5日制・33時間の時間割で、6年間を発達段階に合わせて3段階に分け、1・2年は基礎をしっかりと勉強し、主要5教科に重点が置かれています。授業の進度は速く、中3で高校の内容に入る教科もあります。
英語
英語では、中1・2で週6時間、中3で週5時間の授業が行われています。英会話はすべてネイティブ教員が担当するクラス2分割の少人数授業で実践力の育成を目標にしています。
中学では早朝や放課後に個別指導が行われているほか、夏季補習も実施されています。
文系・理系選択
高2より、I類(文系)・II類(理系)に分かれ、さらに選択科目を大幅に取り入れ生徒の進路の希望に沿った履修が可能です。また英語のコースの一部に習熟度別クラスも設けられています。
■まとめ
伝統ある学校で落ち着いた雰囲気の中、のびのびと安心して6年間を過ごせると評判の学校です。学業に熱心な生徒が多く、しっかりとしたカリキュラムが組んであるため、例年の進学実績も良く、関東有名私立大学への進学率が高くなっています。興味のある場合は一度学校説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 神奈川県の御三家として、横浜共立中学校・高等学校、横浜雙葉中学校・高等学校に並び、神奈川県で中学受験に関わる保護者、塾講師の中では名門と周知されています。 神奈川県での中学受験を考える際、女子校の中で最難関と言われます。 進学の面では東大だけでなく、医学部・音大・芸大・海外大学などのさまざまな進学先が特徴で、才色兼備な生徒が集まる有名校として評判です。 […]
[…] 100年余りの伝統をもつカトリックのミッションスクールです。全体の雰囲気としては「勤勉・礼儀」に重きを置く堅実質素な名門女子校です。礼節を重んじる良い意味での厳しさもあるという評判で、落ち着いて勉強に取り組みたいという生徒におすすめの学校です。 神奈川県の御三家として、横浜共立中学校・高等学校、フェリス女学院中学校・高等学校に並び、神奈川県で中学受験に関わる保護者、塾講師の中では名門と周知されています。 ■「横浜雙葉中学校」基本情報 1偏差値 63 2年間授業時間 1,260時間 3学費 110万円/年 4大学合格者数 ・東大合格者数 10名 ・慶応義塾大学合格者数47名 ・早稲田大学合格者数 77名 5宗教 カトリック系 ■学校の校風 フェリス・横浜共立と並び、横浜女子御三家と呼ばれることもある名門女子校です。華やかな雰囲気のフェリスに対し、礼儀・しつけを重視する落ち着いた校風が特徴です。 校則は厳しい部類に入り、スマホや身だしなみなど色々な決まりがあります。 どの学年にも「宗教」の授業があり、社会に広く目を向けて、キリスト教の価値観に基づいて、すべての人を大切にする心を大切にしています。 ■教育の特色 中高6年間をトータルにとらえた完全一貫教育を実践し、中高一貫の利点を生かし、連続性のあるカリキュラムが組まれています。中学の授業でも、高校で扱う内容まで深めて学びます。 設立母体の修道会による語学教育が実施されています。積み重ねによる質の高い確実な英語力を養うことを目標にしています。全学年の英会話や中1・中2の英語に少人数授業を取り入れ、中3からの数学と英語には習熟度別授業を導入することで、きめ細か指導が行われています。またフランス語を全員が学びます。 グローバル学習も重視しており、アメリカやシンガポール、オーストラリアなどを訪れる機会もあります。 また、「人とのかかわり」や「世界とのかかわり」について考え、奉仕活動に取り組むことで、自分と同じように人を愛し、他者とともに生きる大切さも学んでいきます。 知識を得ることだけでなく、数多くの実験・観察・実習などを通し、主体的に学び発見し、考える力をつけていきます。 中学では小テストやノートチェックなどきめ細かい指導を行いながら、学習習慣を身につけていきます。中学から高校にかけて広く様々なことを学び、一人ひとりが自分の進路を考えます。さらに高校では数多くの選択科目を設け、一人ひとりの進路に合わせた学習を進めていきます。 週6日制で、平日6時間・土曜日4時間の授業が行われています。授業時間を十分に確保することで学習に着実に取り組むことができます。 ■まとめ 伝統ある学校で校則はかなり厳しいため、自由に学生生活を送りたい場合には厳しいと感じる場合もあるようですが、真面目に学業に専念できカリキュラムもしっかりとしており、おすすめの学校です。また特に文系に強く、英語などの語学教育には力を入れていて評判が高いです。興味をもたれた方は一度オープンキャンパスや説明会に参加してみてはいかがでしょうか。 https://yokohamafutaba.ed.jp/highsch/ カテゴリー: TOPICS、中高一貫、私立高校タグ: 女子校御三家 神奈川 […]