帝京大学中学校と芝浦工業大学附属中学校の比較

帝京大学中学校と芝浦工業大学附属中学校の比較

今回は東京の私立中学である帝京大学中学校と芝浦工業大学附属中学校を比較します。

ともに大学附属の校で偏差値も近いですが、学校の特徴に大きな違いがあります。

• 立地・アクセス
• 入試科目
• 偏差値
• 教育方針と校則
• カリキュラム
• 合格実績と推薦制度
• まとめ

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立地立地、アクセス

【帝京大学中学校】

HP： https://www.teikyo-u.ed.jp/

東京都八王子市越野322

TEL： 042-676-9511

○スクールバス

・JR豊田駅より20分

・平山城址公園駅より14分

・京王・小田急多摩センター駅より12分

○路線バス（京王バス）

京王堀之内駅、南大沢駅、聖蹟桜ヶ丘駅、北野駅北口より乗車

→「帝京大学中高校」下車、徒歩3分

○徒歩

京王堀之内駅より23分

【芝浦工業大学附属中学校】

HP： https://www.ijh.shibaura-it.ac.jp/

東京都江東区豊洲6-2-7

TEL：03-3520-8501

○電車

・東京メトロ有楽町線　豊洲駅（6b出口）より徒歩7分

・新交通ゆりかもめ　新豊洲駅（南口）より徒歩1分

○バス（都営バス）

・東京駅（八重洲口）、門前仲町駅、とうきょうスカイツリー駅、錦糸町駅より乗車→豊洲駅下車

・東京駅（丸の内南口）より乗車→新豊洲駅下車

■入試科目

【帝京大学中学校】

○一般入試

入試（4科目）：2/1午前、2/2午前（特待・一般）

科目：国語（100点）算数（100点）社会（50点）理科（50点）合計300点満点

入試（2科目）：2/1午前、2/3午後

科目：国語（100点）算数（100点）合計200点満点

【芝浦工業大学附属中学校】

○一般入試

入試（3科目）：2/1午前、2/2午前、2/4午前

科目： 国語（120点）算数（120点）理科（100点）合計340点満点

○特色入試

入試（2科目）：2/2午後

科目： 言語技術・英語のうち1科目選択（100点）算数（100点）合計200点満点

○帰国生入試

入試（2科目＋面接）：12/10

科目：国語（作文含む）（100点）算数（100点）＋面接（保護者同伴）

※シンガポール会場

入試（1科目＋面接）：11/5

科目：算数（100点）＋面接（日本語　保護者同伴）

偏差値 （四谷大塚2022年度入試）

【帝京大学中学校】

2/1午前、2/3午後 男子53、女子55

2/2午前（特待・一般） 男子55、女子57

【芝浦工業大学附属中学校】

2/1午前 男子53、女子55

2/2午前、2/4午前 男子54、女子56

教育方針と校則

【帝京大学中学校】

○教育方針

・1931年に帝京商業学校として創立。

・1948年、学校改革により帝京商業高等学校となる。

・1983年に中学校を開設、併設型中高一貫校となる。

建学の精神は「努力をすべての基とし、偏見を排し、幅広い知識を身につけ、国際的視野に立って判断できる人材を育成する」

○校則

・制服あり。身だしなみに細かい規定あり。

・スマホの持ち込みは可能だが、必ず電源をオフにする。

見つかれば没収され、1度目は本人に厳重注意、2度目以降は保護者が取りにいかなければならない。

【芝浦工業大学附属中学校】

○教育方針

・1922年に前身の東京鐡道中学が開校。

・953年に芝浦工業大学附属高等学校へ移行し、1982年に中学を開設。

・2021年より男子校から共学化、現在の校名に変更した。

校訓は３つ

1.敬愛の誠心を深めよう

2.正義につく勇気を養おう

3.自律の精神で貫こう

教育目標は４つ

１. 科学技術立国たる我が国の発展に寄与するための多彩な資質を育む

2. 批判的精神、論理的思考、説得力ある表現を鍛える

3. 不断に自己成長できる学習習慣と向上心を育てる

4. 心と体を整え、世界と社会に貢献する気概を養う

○校則

・制服あり。頭髪検査あり。

・スマホは持ち込み可能だが、校内は必ず電源はオフにする。

学校外でも駅までもスマホの使用禁止。

・遅刻に罰則あり。

カリキュラム

【帝京大学中学校】

・6年間を2年ずつ3期間に分ける。

・中1・2年は基礎学力育成期。

・中3・高1は思考力育成期。中3でⅠ類・Ⅱ類に分かれ、高1でそれぞれさらに一貫生と高入生のクラスに分けられる。

・高2・高3は判断力・応用育成期。東大・難関国立コース、早慶・国公立コース、難関私立コースの文系・理系に細分化される。

【芝浦工業大学附属中学校】

・6年間を2年ずつ3期間に分ける。

・中1・2年は入門期、中3・高1は発展期、高2・高3は自立期。

・高2以降は一般理系コース（芝浦工大への推薦）、特別理系コース、文系コースと編成。

・STEAM教育、グローバル教育、理工系教育など、英語と理工系に力を入れている。

・中3は全員、2週間のアメリカホームステイがある。

合格実績と推薦制度　（2022年、現役既卒を含む）

【帝京大学中学校】

※帝京大学への内部進学制度はあるが、外部受験が多い。

帝京大　合計8人

京都大1人、一橋大3人、東京工業大6人、筑波大5人、お茶の水女子大4人、東京外国語大3人、横浜国立大3人　ほか多数　（国公立大合計47人）

早稲田大36人、慶応義塾大25人、上智大20人、東京理科大35人、国際基督教大2人、明治大69人、青山学院大30人、立教大39人、中央大66人、法政大43人、学習院大8人　ほか多数　（私立大合計688人）

【芝浦工業大学附属中学校】

芝浦工業大学（内部進学）　合計99人

東北大2名、東京工業大1名、筑波大2名　ほか　（国公立大合計12名）

早・慶・上・理　計40人　ほか

（卒業生　合計225人）

※2022年卒業生の進学データはこちらより参照

「帰国生対象オンライン説明会[中学]」公開用 – YouTube　　27:59～

まとめ

帝京大中と芝浦工大附属中は、大学附属という共通点はあります。

しかし、内部進学の数値にかなり差があり、帝京大中の方は外部受験が多いのが特徴です。